★ Nikon F3から、Sony HX90Vに……2016年12月07日 07:39



 Nikon F3が、大好き……だった。F1.2標準、マクロから望遠までレンズをそろえ、モータードライブ装着の重々しい雰囲気(いや、実際に重いのだが……)のF3と何本ものレンズを入れたやたらと重いバッグを肩に掛け…… たまにだが、もう一つ、Nikomat ELをかついでいた。そんな恰好で、海外に何度も旅行したが、知らない人が見れば、まさに立派な「カメラマン」。事実、F3は素晴らしかった。フィルムをケチケチしてたらイイ写真は撮れません。バチバチ「捨て撮り」を、と言われ、その気になっていたが、すべてに金が掛かった。
 そんな中、カメラは、AFに、そしてデジタルに…… 撮った後で、即、確認できる失敗のない、経済的に「捨て撮り」ができるお気軽っぽい撮影の流れになっていったが、どうにもついていけなかった。フィルムを続ければ良かったのだが、金が掛かり過ぎる環境に、正直うんざりしだしていた。何本もの未使用フィルムが残ったが、F3は、過去の楽しき記憶として本棚の置物になった。
 携帯、スマホが流行り、種々のやり取りが簡単にできる時代になったが、「本当に四六時中連絡を取り合うって人間にとって必要なことなのか」との思いから、一切タッチしていない。つまり、この種の機器を持ったことがないのである。気付けば、スマホなどで更にお手軽に写真が撮れる時代になっていた。しかもそれらで撮った写真は悪くないのである。ホームページやブログには、撮り溜めた写真を使った。どうしても新たに撮りたいときには、カミさんのIXYを借りた。
 そんな中、弟がもう使わないので捨てようと思うが要るかと、RICOHのCaplio R5を差し出した。バッテリー2個、チャージャーと取説付きである。取説を読むのが苦手なのだが、何とか撮れるようになった。本当に楽しませてもらったが、どうにもファインダーとマニュアルズームが恋しくなってしまった。一眼レフに戻るほどの気力、金力はない。ターゲットは、コンデジである。Nikon、FUJIFILMなどを調べ、手に取ってみたがピンとこない。ん? Sony Cyber-shot DSC…… マニュアルズームではないが、コントロールリングにズームっぽい機能があるという。ファインダー感覚は問題ない。幾つもの機種があるが、画素数よりもズーム倍率を選び、安価なHX90Vを選んだ。
 必死になって取説を読むが頭に入ってこない。Caplioですら総ての機能を理解していた訳ではないが、そこそこ楽しめた。いずれ、充分に楽しめる時が来ると願っている。


★ 戦艦「武蔵」の最後……2016年12月06日 09:44

 NHKスペシャル「戦艦武蔵の最後 ~映像解析 知られざる”真実”~」を観た。


  総てのシーンに言葉を失ってしまった。何故? 素晴らしい技術! 悲惨! 鎮魂! 愚か! トラウマ? 落胆! 想定外! 疑問! 享受! 戦争? などなど、頭の中を幾つかの言葉が飛び交った。聞くと見るとは、との言葉があるが、たとえそれがテレビの映像であったとしても、訴える意味合いは強かった。
 完璧と思われていた戦艦と、それに群がる戦闘機・・・・・・ 最初から間違っていた「太平洋戦争」の姿を「武蔵」に見たように思った。なぜか、「哀れ」との言葉が頭に残った。

★ PC内部のホコリ……2016年12月04日 12:50



 DELL XPS 8300(2012年3月購入)を使っているが、最近、ブ~ン、フ~ンと、やたらとうるさい。音がするということは、ファン関連に決まっている。ホコリだろうか。さてどうするか。ググったら側面カバーはネジ1本で装着されているとあった。つまり、これを外せば簡単に内部を見ることができるようだ。自信はなかったが、ままよ、ぶっ壊れることもあるまい。指で簡単にネジが外せた。側面カバーを後方に動かした。あらま、簡単に外れた。な、なんと内部はホコリまみれ。ファンは2個あったが、CPUクーラー・ファンの方は綿埃りのようなものがまつわり付いている。ハンディークリーナー、ピンセット、ブラシを使って掃除。背面のケースファンも同様に掃除した。さて…… 電源を入れた。良かった! あの不愉快なうるさい音が、ほとんどしなくなった。塵も積もれば、との諺があるが、身をもって感じ入った次第である。なお、写真は、掃除後のものであるが、ホコリまみれの姿も撮っておけばと悔やんでいる。

★ 恩師からの年賀状……2016年11月23日 09:13

 年末になると、年賀状の存在が気になるものである。還暦を過ぎ、歳を重ねた今、さらに年賀状の存在の重さを感じている。そう、年に一度の安否確認である。今、喪中であり、年賀状は遠慮する旨、喪中葉書を出したが考えてみれば、これも己がとりあえず生存しているとのお知らせになっているともいえる。先に、「酉の年賀状……」を掲載したが、年賀状には幾つもの想い出が存在していることに気付いた。受け取った賀状の中には、「うん、これは永久保存」と思わせられるものも数多くある。もちろん、それらはファイルしている。その中の一つを紹介したい。
 中学校の恩師からの年賀状である。


 とにかく達筆である。それに版画も、添えられた一言も素晴らしい。



 こんな素敵な字、書けたらイイな~…… 数学の先生だった。生活指導に関しても実に厳しく、今であれば問題になるような先生だった。そんな先生が、大好きだった。想い出は尽きない…… 昨年4月、「89歳で眠る様にすこやかに……」との葉書を奥さまからいただいた。
 このような素晴らしい年賀状を送ってくれた、渡辺慶一先生に乾杯!

★ 酉の年賀状……2016年11月20日 13:09

 2017年は、酉年である。毎年、オリジナルの年賀状を作っていたが、喪中である。賀状を受け取る分には問題ないのだが、「年賀状」は遠慮させていただく旨、すでに「喪中葉書」は出した。
 干支…… 陰陽五行説とも結び付いて様々な卜占にも応用されたそうだ。どれほどの意味があるのか詳しくは判らないが、十二支は生まれ年に結びつき、結構、世の中では、会話に登場するようだ。以前の年賀状を探した。

 この2枚は、私が作った多色刷りである。




 これらは、カミさんが作ったものである。



 さて、12年後の「酉」だが…… どんな年賀状にしようかな~…… なんて12人(?)の鬼が大笑いということかな?


★ 漱石と「漱石の思い出」に思う……2016年11月06日 16:49

 朝日新聞に漱石の「吾輩は猫である」が掲載されている。これまで、「門」「夢十夜」「こころ」「三四郎」「それから」などが掲載されたが、これらすべてを切り抜き、該当ノートに貼っている。読んで、切り抜き、貼る。これが、日課になっている。(ついで言うと「天声人語」も毎朝、筆写してる)
 漱石の小説は、そこそこ読んではいるが、ぞっこん惚れ込んでいるというほどではない。しかし、漱石は、どうにも気になる存在である。多分、この写真の所為だと思う。


 イイッ! とにかく、イイッ! 何がイイのか? などと考えるものではない。見た途端にイイと思えば、理屈など、どうでも良いのである。勝手な思いだが、漱石を知らない人であっても、この写真を見れば、ん? と思うのではないだろうか。「良く判らないけど、この人、なに?」そう、写真だけでもそのような刺激を与える人物なのである。十数年前の話だが、友人のスタジオに顔を出した。フィルムが余ったから撮ってあげるという。中身がない人間は、格好だけでもと思ってしまうものである。漱石を真似ていた。(2002年の写真で、現在は面影もなくなっているが……)


 NHKで「夏目漱石の妻」なるドラマが放映された。もちろん観た。やたらと違和感を感じてしまった。漱石って、こんなに異常で常軌を逸した行動をとった人間だったのだろうか。演出が過激すぎるのでは…… で、「漱石の思い出」を買った。


 夏目鏡子述、松岡譲録とある。奥さんが語り、松岡(漱石の娘、筆子の夫)が記した本である。彼女が語った内容は、正味431ページと結構長く、分厚い文庫本である。彼女の記憶のすばらしさに感服したが、読み進むうちに頭の中が、ゴチャゴチャになってしまった。漱石の小説の世界と、ドラマの世界、そして、この本の世界……  残念ながら、過剰演出ではないことが判った。しかし、鏡子夫人は離婚しなかった。異常な行動をとる彼を「悪い頭」の時と言い、これは病気だから介護が必要と割り切っていた。あけすけに漱石の言動を語る彼女だが、だからこそ、その底に流れる強い愛を感じてしまった。
 漱石は、稀有な存在である。浮かんだ言葉は、「天才と狂人は紙一重」 しかし、彼が書いた世界は、狂ってはいない。だからであろうが、今も読者にいろいろな感銘を与えている。
 聡明なる鏡子さんと、半分狂っていたにもかかわらず彼女に支えられた漱石…… 変な男と女。誰がこんな巡り合わせを演出したのだろうか…… 



★「輸入または国産」……?2016年11月06日 08:13

 食の安全は誰もが望むことである。加工食品にどの国の原料が使われているかの表示を義務付ける…… 消費者庁などが検討しているという。素晴らしい! と思いつつ読み進んでいったが、呆れてしまった。まずは、「天声人語」を読んでいただきたい。


 あまり他人を馬鹿にしてはいけないが、役人連中はどんな脳味噌を持っているのだろうか。まさに「地球産」を推奨しているようなものである。

★ 「青空文庫」は凄い……!2016年11月04日 18:30



 小説が好きな方は、すでにご存じかも知れぬが、こんなサイトがある。「青空文庫」 細かい事は抜きにして、小説が好きな方々には、垂涎のサイトである。横書き、縦書きも選ぶことができる。もっとも、著作権が消滅した作品に限られるが、そんなことは大した問題ではない。面白い世の中になったものである。小説は紙で……と思う方は、ともかく、PC画面で小説を読む事に苦痛を感じないのであれば、一度は、訪れる価値のあるサイトだと思う。

★ GT-7000Uは、素晴らしかった……2016年10月27日 06:12



 EPSONのスキャナー GT-7000Uが動かなくなった。このスキャナー、カミさんが、iMACで使っていたもので、捨てるというので十数年前にもらったものである。当時は、XPであり問題なく動いたが、Win7では動かなくなった。EPSONはドライバーを提供していない。ドライバーを書き換えて使っていた。Win10になったが、このドライバーで動いていた。何故、動かなくなったのか。ハード的な故障ではないと思う。多分、Win10のアップデートの影響でドライバーに支障をきたしたのだと思ったが、いじくる気力はない。仕方がない買い替えることにした。同社の最安値スキャナー GT-S650を購入した。な、なんと、実に簡素で軽々しく、薄っぺらなスキャナーなことか! 見た目だけで、あ~だこ~だ言えないが、重厚感ある7000Uに比べ、なんと貧弱な! これで同じ仕事をしてくれるのだろうか。ん? 電源ケーブルも電源スイッチもない。そうか、USBで提供されるんだ。パイロット・ランプは点いている。と言うことは、スキャナーを使う使わないに関わらず、USBを接続している状態では、ランプは点きっ放し…… 実に落ち着かない。些細な事が気になる性格である。EPSONサービスセンターに電話したが、繋がらない。そこで、本社に電話し、受付に「サービスセンターは、話し中ばかりである。些細な質問だが、何とかならないか」「お時間が掛かるかも知れませんが、担当者から必ずご返事を……」 待つ間に使ってみたが、これまた実に情けない稼働音。ま、イイか…… 10分ほどで電話あり。点いていても問題なし。普段は接続せず使う段階でUSB接続でも問題なし。思った通りの答えだった。そう言えば、以前、ADSLモデム内蔵ルーターを設置したが幾つかのランプが点きっぱなしなのが気になり友人に、使わないときには電源を切るべきか聞いた事がある。彼曰く、「冷蔵庫も電源ONのままですよね。それと同じです」 ちょっと恥ずかしかったのを思い出してしまった。

★ 解読困難な自分の日記……2016年10月15日 07:58

 「文通ブーム」手書きの温もり、返事を待つワクワク感……と伝えるページがあった。フムフム、イイね~ 手書き、文通が青春時代だった。好きな人に書く手紙(所謂、ラブレター)は、大変だった。何度も下書きをして、清書をするが、字を書き間違えたりすると、その度に便箋を破き、書き直した。手軽に修正などできない時代……  その頃からだと思うが、「字を書く」喜びが身についた。今も、朝日新聞「天声人語」の筆写や、気が向いた時には日記をつけている。そういえば、結構長い期間、日記をつけていた。
 日記…… 記録として毎日の出来事や食事などを記す人、いずれ他人に読まれることを想定し、エッセイっぽく書く人(自分用の本心日記が別にあったりするが)、喜びや悲しみを吐露したくて文字に託す人、ただ何となく何かを書きたくてペンを持つ人…… ま、どうであれ、自分の意志で自分の事を書いていることには変わりはない。


 この画像は、1972年5月23日と31日、26歳の時に書いた44年前の日記である。たまにだが、何冊もある昔の日記帖をめくることがある。このページを見て驚いてしまった。な、なんだこれは? なんて字だ! 読めないではないか。この日の前後を読んでみたが、内容は相も変わらずグダグダ、ブツブツ、他愛のないボヤキ事ばかりが書かれているだけで、特に大きな問題や、自分にも他人にも、別に隠さなければならないような事などなかったようなのである。でありながら、何故、こんな書き方をしたのだろうか。前半(紗を掛けた)部分は普通の字であるが、徐々におかしな状況になっていく。おふざけだとしても度が過ぎている。もちろん、後で読み返すかも知れないなどとは毛頭思っていなかったはずである。なにか鬱屈した状況にあり、鬱憤のはけ口として書きなぐったのだろうか。いずれにしても、そんな自分がいた。改めて自分を振り返ってみると、なんとなく鬱屈した状態は今も続いているように思える。日記とは、「己を映す鏡」と聞いた事がある。一応、中身を解読するつもりではいるが、あまり重要性は感じていない。しかし、そんな自分が居た。日記って面白い! 

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