★ 障子……2014年12月06日 12:13

 カミさん、仕事部屋の窓を何とかしたいと言い出した。外気直接なので(二枚ガラスではあるが)、なんとなく寒い。外が見え過ぎだし、外から見ると天井の蛍光灯が見えるようでなんとなくイヤだ。


 寒いのなら電気ストーブとエアコンを併用すればイイ。外が見え過ぎがイヤなら、見なければイイ。蛍光灯が見えようが個人情報には関係ない。要するに「なんとなく」なのである。カーテンやブラインドはイヤだと言う。「じゃ~、大工に頼んではめ込みの障子でも作ってもらったら」と言った途端、変なスイッチが入ってしまった。工作大好き人間である。「ま、高いと思うけどね」とお茶を濁したが、頭の中では、障子の言葉が渦巻いてしまった。カミさんが出かけた隙に窓の木枠の寸法を計った。横:165㎝、高さ:70㎝。実行するかどうかは、頭の中でのシミュレーションが肝要である。細い角材は、中安商店で揃えればイイ。障子紙はたっぷりある。釘、ネジ釘、ボンド、問題ない。大工道具は一式揃っている。うん!出来る。さて…… 意気込みとは裏腹に、木枠すら思うようにできない。大工、細工師、表具屋さん…… 彼らに脱帽である。材料費は大したことはない。カミさんにも言ってない。素知らぬ顔で諦めても良い。どうするか…… しかし、誰かが、お前は閑だ、工作が好きだよな、などと呟く。
 昨日の午後から初めて、今日、午前中で取りあえず作り上げた。多少飽きたためか、右側の障子紙に皺があるが、これこそ正に素人の証である。


 エッ! カミさんですか? 言うまでもありません、驚きと感謝の渦に巻き込まれ、眼にはキラキラとハ~トマ~クでありました。

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