★ 人間は万物の尺度と尺骨の関係…… ― 2015年08月01日 17:01
同級の訪問を受けると、その当時に舞い戻り、いろいろなエピソードが湧きでてくるものである。今回は、高校時代の想い出を……
世界史…… 多田先生の授業は好きだった。ある日、珍しく(?)も、ボ~ッとしていた。先生が、それに気付いたからとは思いたくはないが、「〇〇君」 ドキッとして先生を見た。
「人間は万物の尺度である…… これは、どういう意味ですか」 もちろん、頭の中は、??!¥!??#%??
尺度? そうか、1尺は、肘から手首まで、つまり尺骨の長さと聞いた事がある。私は、自信をもって、その旨、答えた。笑顔だった先生の顔つきが、急に変わった。なんとも寂しげな、そう、悲痛とも思える表情……
プロタゴラス…… 先生のあの表情。窓を開け放ち、風がそよぐ木造の教室での授業。その時の先生の思いが、おぼろげながら想像できた。「あ~、私の教え方が悪いのか、それとも、このような生徒を入学させた学校が間違いだったのか……」
その後、授業がどのように進んで行ったのか、記憶にない。考えてみれば、一尺とは日本の尺度であり、授業は世界史。たまたま尺骨を知っていたのがアダとなっての珍解答。今、思い出しても顔が赤くなってしまう。
★ 7月、映画Video鑑賞リスト…… ― 2015年08月01日 17:52
7月は、28本鑑賞した。3月1日から累計で171本になった。(3月51本、4月35本、5月27本、6月30本)
楽しいから観る、閑だから観る、外に出ると暑いので冷房が効いた部屋で過ごしたいから観る…… ま、理由はともかく、よくも飽きずにと感心してしまう。これだけ観れば、中には余りにも下らないもの、作者の意図が全く不明なものなど、途中でストップしたものも6,7本はあった。なにも無理して観ることはない。108円の気楽さである。心置きなく途中で■を押せる。
汗を掻きながら散歩がてらのショップ通いであるが、選ぶのにやたら時間が掛かるようになってしまった。それはそうだろう、なにしろ選択基準が厳しい。ホラー物、裸物、ベチャベチャ恋愛物、どたばたコメディー物、過激な暴力物、深刻物、戦争物、さらには和物、韓流物は除外しているし、108円ものしか借りないのだ。いずれ、何も借りないで店を出る日が来るかもしれない。さて、その時、基準を変えるのだろうか、キッパリ止めるのだろうか……?
・300 (スリーハンドレッド)
・パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリン二スト
・Ray レイ
・インド夜想曲
・ラブ・アクチュアリー
・モンテ・クリスト 巌窟王
・屋根裏のマリアたち
・パパの木
・カレンダー・ガールズ
・トースト ~幸せになるためのレシピ~
・できごと
・セリ・ノワール
・トスカーナの休日
・her/世界で一つの彼女
・メッセージ・イン・ア・ボトル
・ナイト・アンド・ザ・シティ
・LIFE! / ライフ
・ラストミッション
・イングリッシュ・ペイシェント
・マチェーテ・キルズ
・トカレフ(2014)
・ブレイブ
・マイレージ、マイライフ
・椿姫(1997)
・複製された男
・インクハート 魔法の声
・1.フレミング007誕生秘話
・ヴァイキングダム
★ 『日本の誇るべき力』 by ジョン・ダワー…… ― 2015年08月04日 12:36
「国民が守り育てた反軍事の精神 それこそが独自性」
朝日オピニオンに掲載された、ジョン・ダワー氏のインタビュー記事だが、我がホームページの「ASAHI Opinion」に原寸大で載せてしまった。一読の価値はある。
(どのような場合であれ、転載には著作権者の
許諾が必要なのだが、許諾を受けたのは一件
のみで、他は無断転載である)
★ 昔懐かし「氷柱」…… ― 2015年08月09日 09:19
★ スリランカ・バティック…… ― 2015年08月21日 09:30
1977年に結婚した。新婚旅行はスリランカだった。素晴らしい毎日、自然…… こんな素敵な現実を経験してイイのだろうか? と戸惑うほどの旅行……(詳細は割愛)
スリランカと言えば、宝石、紅茶…… そして、バティックである。シギリア・レディー(56x195)は、私の部屋に、王子と王女(120x90)は階段の壁に掛けてある。
この2枚、値札のない非売品であった。多分、その店を代表するバティックだったと思う。何故か判らぬが、私の感性に語り掛けてくるように思った。欲しくてたまらない。店員さんに、「もう来れないと思う」「とにかく気に入った」「新婚旅行の想い出にしたい」「欲しい!」 何ルピーだったかは忘れたが、握手して買うことができた。
その後、40年近く、静かに二人を見守っている。
あらためて2枚を見た。シギリア・レディー…… 相変わらず魅惑的…… そして、王子、王女…… まさに、あの頃の二人……
★ 「刑事フォイル」…… ― 2015年08月25日 09:10
AXN Mysteryの「刑事フォイル( Foyle's War)」が終わった。
ITV(イギリス最大かつ最古の民間放送局)で、2002年から2015年まで、13年間放映されたドラマ。イギリスのミステリー物は、渋いものが多いが、その中でも実に渋いドラマだった。観る番組を決めてカミさんとテレビの前に座ることなど滅多にないのだが、この番組だけは別だった。
他人に「旨いから行ってみたら」とか「面白いから観たら」とか勧めない事にしている。人それぞれ、ガッカリさせたくないからだ。しかし、この番組だけは、ミステリー物が好きな人に勧めたいと思っていた。しかし、実に残念なことに終わってしまった。今さら、良かったよ!などと紹介しても阿呆の極み。ま、仕方がない……と思っていたら、何と、NHKーBSプレミアムで、8月30日(日曜日)から、「刑事フォイル」を放映すると言う。俄然、テンションが上がってしまった。お勧めする!
追)AXNは、2時間タップリで1回で完結、字幕だった。NHKは、前・後篇の2回放送で、吹き替え版らしい。これでは雰囲気が違ってしまう。残念ながら余り強くは、お勧めはできない。