★ 2度目の陥入爪(巻き爪)手術……2016年05月03日 15:09

 遺伝であろうか、巻き爪である。足の親指の爪が伸びると痛くて堪らない。深爪は駄目、爪は平らな形で切りなさい! そんな事は判ってる。理屈と現実の違いを、イヤと言うほど味わっている。
 左足親指が何となく痛い…… 愛用の爪切りで、深爪気味にコノヤロウッとほじくって切った。


 翌日、歩くと痛い。見れば、赤く腫れ上っている。トガめてしまったようだ。ままよ、何度も経験している、治るはずだ・・・・・・ と思っていたが、3日経っても相変わらずである。「親指だからって、バカにしちゃダメよ! 下手すると全身に廻っちゃうんだから」「何が?」「黴菌!」 とにかく診てもらえとカミさんがうるさい。どうせ、炎症を起こしているね。薬でも…… で終わるに決まっている。「茶毒蛾皮膚炎」「老人性疣贅」などでお世話になった皮膚科クリニックへ。
 医者、一目見て「あ~、酷いね。深爪だ」爪の切り方を説明し出した。「せ、先生、知ってます。でも、爪が伸びると指先が痛くて、つい深爪に・・・・・・」「一時的な治療か、手術にするか、どうする?」 実は、昔、右親指の手術を受けたことがある。麻酔したにも関わらず、ハサミで爪を切り裂き、抜かれた時の痛さは強烈だった。その痛みが蘇ってきた。事情を話すが、「あ、そう。で、どうするの?」と迫る。こうなれば、受けざるを得ない。
 処置室のベッドに横になる。手順は記憶している。外科系の医者は、元気である。麻酔注射、「効くまで待っててね」 その間、看護婦さんが細かい説明をしてくれるが、頭の中は前回の痛みが蔓延している。始まった。医者が、いろいろと説明するので、体を起こして、手術状況を観察した。親指の付け根はゴムバンドで縛っているが、ハサミを入れた途端に溢れ出る血。「もうすぐ、どれだけ喰いこんでいたか判るからね」 と言って、見せられたのは、長さ12ミリ、幅4ミリほどのプラスチック破片のようなもの。これが喰いこんでいた爪だと言う。なにやら薬品を浸した細い綿棒を抜き取って隙間ができた指に差し込んでいる。聞けば、フェノール液に浸した綿棒で焼灼(薬品で細胞組織を焼く)していると言う。前回も聞いたように思う。「また生えてきたら痛みますよね」「絶対とは言えないが、再生するには時間が掛る」 そうか、そうなるのは当分先だろう。消毒しガーゼとテープでグルグル巻き。


 左足親指左側の陥入爪(かんにゅうそう)手術であった。帰宅し、ググってみたが、ご丁寧に生々しい手術状況の動画が幾つもあった。もし、興味をお持ちの方は、陥入爪、または、巻き爪手術で検索すれば閲覧できる。私は、途中で観るのを止めてしまったが・・・・・・


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