★ たかがジーンズ、されどEDWIN……2017年01月12日 09:20



 昨年暮れのお話である。ジーンズを履くとき、ベルトをする人、しない人がいる。私は、ベルト派である。ベルト・ループは、そのためにある。それに、ベルトなしだとパンツが下がってしまうことがあるからだ。ここ数年、ロゴ・パッチなどない激安ジーンズを3本ほど買ったが、閉店してしまった。昨年暮れに、ピッタリめとゆったりめのジーンズを2本買った。何故だか、それらはたまたま、EDWINだった。帰宅し、じっくり見た。なんとロゴ・パッチの4辺が縫い付けられている。ベルトが通らない。店で確認すれば良かったのだが、当然、ベルト・ループ状だとの思い込み。とは言え、どうにもスッキリしない。EDWINに電話した。若々しい女性の声……
「以前のEDWINは、ロゴ・パッチにベルトが通せたが現在はダメになった。これは、間違っている。ロゴは、宣伝になる。隠す意味はない。ユーザーは、EDWINですよと、知らせたいほどだ。なぜ、このような愚行デザインをOKとしているか全く理解できない。幹部諸氏に告えろ! マーケティングとは?を勉強し直したほうが良い! 2本のEDWINの写真を撮った。その事実を知らせたい。メルアドを教えてほしい」 送った。丁寧な返事があった。
「弊社デザイン室長へ確認を致しましたところ、①柔らかい素材の革ラベルが多くなってきたこと。②外に見えるステッチが四角になった方がデザイン的に優れている場合。③ジーンズ生地の素材と革ラベルの素材の相性。以上の様な理由で革ラベルを四方に縫うケースが多くなってきているとのことでございました。なお、403、503シリーズは、上下のみの縫い付けですのでご利用ください」
 なるほど。ちょっと言い過ぎたようだ。メールした。
「たかがジーンズ、されどジーンズ…… ジーンズは、とにかく丈夫です。あんな事、こんな事、長い間の出来事を共有したのもジーンズです。いろんな思いがジーンズに込められます。そんなジーンズの会社で仕事をする…… イイですね。どうか、良い年にしてください」 嬉しい事に返信があった。「ジーンズに対する想いを拝読し、大変嬉しく存じております」

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