★ ベートーベン生誕250年…… ― 2020年01月17日 17:16
ベートーヴェン生誕250年との事で、メディアが、いろいろと彼を取り上げている。実に喜ばしい事である。だからではないが、テレビだけでなく、CDなどで飽きるほど彼の作品を聴いている。今は、ギレリスのピアコン「皇帝」を聴いているが、次は第4番である。
複雑な音の重なりと流れ…… 彼に限らず、当時の作曲家は、羽ペンで五線紙に記していた。複雑な和音や早い音の流れを、いわゆるマニュアル記述で…… 印刷された楽譜を見ることがあるが、彼らは頭に浮かぶ旋律などを「筆記」したのである。浮かぶ旋律と筆記のスピード…… 言うまでもない、筆記の方が遅いはずだ。交響曲などの総譜を見るともういけない。彼らの頭は、どうなっているのか?
ベートーベンを書いた書物はいろいろとあるが、そんな中で、そうだったのだろうな、と納得できる書籍がある。長谷川千秋著「ベートーヴェン」岩波新書である。実に面白い。読むと、ますます彼を好きになってしまう。まさに「人間」ベートーベン!
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://goeche.asablo.jp/blog/2020/01/17/9203131/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。