★ 人生は不可解……2014年10月25日 08:46



 今、私の胴回りは1m近くある。第12胸椎圧迫骨折によるコルセットのためだ。これによる影響はかなり深刻である。穿けるズボンが、1本しかないのだ。幾らなんでも同じズボンで数か月間も過ごす訳にはいかない。また、この数か月間のために新たなズボンを買う気にはならない。そこで、この1本は外出する時に穿くようにした。では、普段はどうしているのか。カミさんはイヤがるのだが、ジッパーを半分までにして穿いている。蛇足ながら、この長さに耐えるベルトはない。そこで百円ショップで長いのを買ってきた。ところで、この1本だが、去年の冬、中野ブロードウェイの安売り店でサイズだけ見て買ったジーンズである。胴囲91、股下72。失敗であった。ぶかぶか…… 冬であれば薄手のセーターの上から穿けばなんとか問題はないが、夏は穿けない代物である。扱いに困っていたこのジーンズが、今、役に立っているのだ! まさに「人生は不可解である」 ん? 誰かの遺書……

★ 胸椎圧迫骨折……? (続きの続きの続き)2014年10月09日 18:33




 My胸腰椎軟性コルセット(ダーメン・コルセット)マリ~・アントワネットが出来上がった。腰用のコルセットと記念のツ~ショットである。両方ともオーダーメイドであるが、腰用は細身の時代に作ったもので息ばむとマジックテープが、バキッと外れてしまう。つまり、確実にメタボ腹になっているのだ。マリ~の方は、見た目通りにカバー範囲は広い。装着すると、ちょうど腰から胸、ほぼ乳首のところまでカバーしてくれる。
「煩わしいでしょうが、3,4ヶ月の辛抱です」 言う方は気楽なものだが、こちらはウンザリである。¥35,317.-を支払い、領収書と証明書を貰う。この2つと保険証、印鑑をもって区役所に申請すれば、7割が戻ってくるらしい。なんとも面倒な話であるが、ま、仕方ない。 
 ところで尾籠な話で恐縮だが、装着したままでトイレで用が足せないのである。体を曲げることができないため、お尻が拭けないのである。面倒でも一々外さなければならない…… ま、仕方ない。
 夏じゃなくてよかったな~、と思う今日この頃である。


★ 胸椎圧迫骨折……? (続きの続き)2014年10月05日 10:02



 第12胸椎圧迫骨折(以後、12骨と呼ぶ)の現況を……
 12骨は、中高年者の尻餅が原因の場合が多く、その他、交通事故などでの衝撃でも発症するという。この骨は、腰椎のすぐ上で壊れやすい骨のようで、圧迫骨折と言うと、この骨になるらしい。
 数多なる中高年諸氏への僅かばかりの参考になればと思いつらつらと……

 9月24日から10日ちょっとが経ったが、まだ胸腰椎用コルセットが出来上がっていないため、腰用のコルセットをし、背中には湿布を貼っている。そんな中で、気付いた点をまとめてみる。

*常にジワ~ッとした痛みが、背中、腰、ついでに腹部
に存在している。
*強烈なる痛みは、就寝時、起床時に発生する。
*蒲団に入る時だが、とにかくズキンとくるため、そ~っ
と角度を変えながら横たわらなければならない。
*仰向けに寝るのだが、胸椎が真っ直ぐになるためか、暫
しの間、背中に強い鈍痛が走る。
*眠りにつくが、人間とは、寝返りを打つ動物である。これがまた、苦労するのである。初めて知ったが、寝返りは床の中の同じ場所で行うものらしい。つまり体をひねり、蒲団の上で場所をずらすのであるが、これがいけない。激痛が走るのである。で、考案したのが、イモムシ方式である。これは、仰向け状態から、単に右または左に90度(それほど正確でなくとも良いが)ゴロンと転がるのである。つまりイモムシ・ゴロゴロである。転がり方にもコツがあり、肩から先に転がると痛みが少ないのである。ただし、シングルベッドでは注意が必要になる。落下した場合、さらに悪化することは必至である。
*横向きから寝返りを打ち、仰向けになる。と、不思議な事に無意識に下半身全体が伸びをするのである。しかも、心地良い感覚が走るのである。もちろん何故かは判らないが。
*最も強い激痛は、起床時に発生する。この痛みは息を詰まらせるほどのもので、「もう金輪際、悪いことはしません!」とか「どうか、この憐れな私めをお助け下さい!」とか、誰に祈っているのか本人にも判らないのだが唸るほどである。
*何故か熟睡できる。
*就寝からの目覚めは、朝になったから、それに、もよおしたから、である。仰向けから起き上がる事は、ほぼ完全に不可能である。横向きから、うつ伏せから…… 右45度から…… とにかく、毎回試行錯誤であり、ややもすれば5分、10分の所要時間が必要になるのである。だが、朝はまだ良い。いくらでも時間はある。問題は、もよおした時である。切羽詰まった状態でもよおした場合、子供時代に経験した恥ずかしい状態になってしまう。ここで標語が生まれる。「中高年 軽い尿意を 敏感に」
*起床時の痛みは、12骨特有であるらしい。痛みを軽減するには、体中の筋肉に力を入れ、胸椎を防護するか、または、コルセットを軽めに締めて就寝し、起床時に締めて起きあがる。しかし、コルセット装着での就寝は辛いため、筋肉方式を採用している。しかし、痛いのである。

 などなど…… 来週、コルセットが出来上がるが、どう見てもベルサイユ宮殿風である。私は、コルセットに名前を付けようかと思っている。マリー・アントワネット……


★ 老人性疣贅……2014年08月12日 12:13



 果たしてこのような画像を掲載するのは……と、思いつつも同世代の方々にお伝えしたいな~との思いから。
 不可解な異物が右太腿に…… 痛みも違和感もない。大きさは12㎜ほど(写真:原寸大)だが、だんだん大きくなっていくようだ。気になっていたのだが、たまたま、カミさんに見つかってしまった。「医者に行けッ!」
 皮膚科に行った。医者曰く、「お婆さんの額なんかに、黒くこびりついているの見たことない。あれと同じ」「命に影響は?」「全くなし、見栄えが悪いだけ」「どうすれば?」「気になるならとるけど」「どうやって?」「液体窒素」 皮膚科でのこの処置は、以前受けたことがある。う~んと黙っていたら、看護師さんが何やら器具を用意している。それを見た私、「じゃ~ 宜しく……」
 病名、「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」 別名「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」 イボの一種らしい。
 「老人性」「加齢」との言葉を医者から頻繁に聞くようになった。ま、自然の流れか ……

◆2014年12月8日
 今日、ふと疣贅を思い出した。その後を掲載した方が良いのでは…… 
 


★ 残り少ないインク瓶のインク……2014年06月23日 11:39



 インク瓶である。見てお判りのように、エンプティーの状態なのだが、実に困ってしまうのである。これぐらいの量になると、万年筆がポンプ・アップしてくれないのだ。つまり、万年筆では使えないことになる。60ml、税込で、1,940円ほど。残量は、幾らか…… いや、金額の問題ではない、まだ使えるインクなのだ。つけペンは、持っていないし使わない。捨てる以外にないのである。なんと勿体ないことか。新しいインク瓶に…… インクは、化学製品であり混ぜてはいけないのだ。一両日中に断腸の思いで捨てることになる。何とかならないものか……

追)コメントをいただいた。
 「カートリッジが使用できる万年筆をお持ちでしたら、空のカートリッジを洗浄後、スポイトなどでインクを移し替えると良いですよ」 なるほど……

★ 「こころノート」漱石、苦笑い……2014年06月14日 13:05



 漱石ブームだと言う。漱石と言えば、朝日新聞社。「こころ」の連載100年を記念して…… しかもノートを無料で配布する。素晴らしい企画である。
 ブログの「こころノートが届いた……」に、コメントが入った。投稿者だが、「新聞販売店長の嫁」とある。ん?「嫁」 なんだろう…… クレーム? いや、そんな事はないはずだ。
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 <新聞販売店長の嫁>からのコメント
「こゝろノート」喜んでくださって幸いです。 
 推測どおり、読者サービスとして配布しているこちらの販促品はすべて販売店持ちです。儲かっているから無料配布ではなく、本社の施策として販売店が強制的に負担させられています。キャンペーンチラシやその他販促品もすべて販売店持ちで、非常に苦しいです。ですので、タダだからもらっておこうと思うお客様ではなく、Goecheさんのように心して使ってくださるお客様にお配りしたい!
   大事に使って心の糧にしてくださいね。 
 今後とも朝日新聞をよろしくお願い申し上げます(笑)
 
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 お気軽に喜んでいたが、強制的に販売店に費用を負担させているとは思わなかった。う~ん、新聞社と販売店の関係とは、このようなものなのか。ひょっとして朝日新聞社だけなのでは? 穿った見方をすれば、読者からのリクエストがない方が、販売店にとっては経営的には良い事になる。企画と現状のギャップ、全く持って矛盾した話だ。テレビやネットなど情報を入手する手段は多様化している。新聞社もデジタル版をネットに流している。どうやら、新聞紙離れが進んでいるらしい。だが、新聞紙が消えることはない。雨の日も雪の日も台風の日も大晦日や元旦にも新聞は届く。しかも、雨の日には、きちんとビニール袋に入っている。これらを担ってくれるのが販売店だ。ますます高齢化が進む日本、「新聞紙」に対する根強い需要、愛着はこれからも存在し続けるはずだ。
 新聞社よ! ノート代など販売店に負担させるな! 
そう、もう少し販売店の負担を軽減させても良いのではなかろうか。
 漱石も天国で苦笑いしているはずだ。それよりも何よりも、このままでは、販売店に「嫁」の来手がなくなってしまうではないか。

★ アロマティック・スリッパ……2014年04月06日 11:20



 世の中、アロマティック地獄…… 作られた香り。洗剤類やトイレットペーパーなど無香料を捜すのが結構面倒な時代になった。子供が金木犀の匂いを嗅ぎ、「アッ、トイレの臭いだ!」と叫んだとの逸話もあるが、そんな事には関係なく、数多くの消臭商品が売られている。なんで、こんな事を書いているのか。
 奥様が、お洒落な部屋履きのスリッパを買ってきた。スペイン製だと言う。目的はトイレ用との事で早速、2階のトイレに置いた。1時間ほど経ってからだろうか、トイレに入ると何とはなしに香っている。ん? 何だろう。その後、トイレの前を通ると香る。この段階では、微香だったが徐々にその香り、いや、匂いが充満してきたのである。夫婦ともに、この手の臭いは大嫌い。犯人を捜した。スリッパ? まさか~? 手にとって嗅いでみた。これだッ! しかも、底の樹脂に練り込んであるようだ。もう、どうしようもない。ふと思った。スペインでは、このような強烈な匂いを発する製品が売れるのか。いや、そんな事はどうでも良い。買うときには気付かなかった…… 匂いには超敏感な戌年の私…… さて、このスリッパ、どうしたものか。

★ ハイヒールの音……2014年03月29日 12:44



 カッ、カッ、カッ、カッ…… 女性のヒールの音って結構響く。朝、静かな中、天声人語の筆写やHPのアクセス解析、FaceBook、幾つかの言葉遊びサイトへの書き込みなどとマチュアー(?)な時間に浸っていると、その静寂を破るかのようにヒールの音が響き渡ってくる。大袈裟なようだが、凄い! 思わず窓辺に行き、眺めてしまう。まさか、マリリン・モンローのような…… 残念ながら、いや当然の事ながら…… いや、大抵の場合、どちらかと言えば期待を裏切られるばかりである。とは言え、「あっ、二階から変なおじさんが見てる!」なんて警察に通報されるのも癪なので、多少、覗き見的な雰囲気……なのだが、余計、怪しまれるかも知れぬ。
 同じような驚きは、エスカレーターでも感じることがある。左側に立っていると、もの凄い音! 見れば女性が上がってくる。しかも、小柄な…… 人気のない夜の地下道などは、ミステリーそのもの。後ろから、カッ、カッ、カッ…… 
  何故、あんな小さなヒールが、あんなに響くのか。中を空洞にして、良く響くようにと、わざわざ音響工学の先生に設計を頼んだのか、などと馬鹿な事を考えてしまうほどである。
 矢鱈と響くヒール…… 確実に目が行ってしまうのである。どうか、心奪われるような容姿と歩き方ができる方だけに履いていただきたいと願ってしまう、今日この頃であります。

★ 「神の数式」 チンプンカンプン……2013年09月22日 07:31

 NHK「神の数式:第1回 この世は何からできているのか」 新聞の解説に、判りやすく説明しているとあった。一応、数学科卒業であるため観ることにした……のだが、チンプンカンプン。いつも不思議に思うのだが、生物学的にはほぼ同じ構造の脳味噌のはずが、何故に彼らとはこうも働きが違うのか。今日、「第2回 宇宙はどこから来たのか」が、あるがどうしたものか。ところで、番組に日本人が2人登場した。朝永振一郎氏と南部陽一郎氏。新たな法則を見つけた。「〇一郎と命名すると、頭脳明晰な人間になる」


 ところで、脳味噌について書いたことがある。もし読まれるのであれば、縦書きですので、ブラウザーはIEでどうぞ。 『アマデウス』

★ ニュー・シネマ・パラダイス……2013年06月24日 08:34

 先日、BSで「ニュー・シネマ・パラダイス」を観た。何回目だろうか。心和むBGMに浸りながら心を潤ませてしまった。何度も観たくなる映画とは、当然ながら気に入った映画である。毎回、食い入るように観たはずなのだが、観る度に新たなシーンが登場する。ん? こんなシーン、あったかな? 己の記憶力の欠如か。実は、この日、「禁じられた遊び」をビデオで観たのだが、同じように新たな発見があった。映画とは不思議なものである。
 ところで、止せば良いのに、この映画をググってしまった。なんと「完全オリジナル版」があると言う。オリジナル版は、124分だが完全版は、175分で、サルヴァトーレがエレナに再会すると言う。なんなんだこれは? 公開されてから四半世紀が経っているが、初めて知った。知らない方が良かった。何か、清らかな我が心を汚されたような気持ちになってしまった。しかし、この映画でのアニェーゼ・ナーノ、良かったな~・・・・・・