「みじかくも美しく燃え」とモーツアルト…… ― 2024年07月30日 13:05
モーツアルトのピアノ協奏曲第21番第2楽章がちょっとでも聴こえてくると「みじかくも美しく燃え」を思い出してしまう。ネットによれば、19世紀のスウェーデンで実際に起った事件の映画化で、既婚者の伯爵シクステン・スパーレ中尉と美しい綱渡り芸人エルビラ・マディガン。恋に落ちた2人は、周囲の抑制を振り切って駆け落ちする。逃亡生活の末、運も金も尽きてしまった彼らは、ある決断をする…… 日本では、1968年に公開され、衝撃のラストシーンと、全編に流れるモーツァルトのこの曲が話題を呼び、当時日本でもヒットを飛ばした悲恋物語。ヒロインを熱演したピア・デゲルマルクが、カンヌ国際映画祭主演女優賞を獲得。
この映画を観た時だが、つくづく愛だけでは、やはり飯は喰えないな・・・・・・と感じ入ってしまった。そう生きる術が必要なのである。はかなさを感じさせるこの第2楽章は、《エルヴィラ・マディガン》とも呼ばれるらしい。
しかし、モーツアルトはいい曲を作ったな・・・・・・
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