★ 乙女扇と匂蕃茉莉…… ― 2020年05月13日 13:21
乙女扇(おとめおうぎ)と覚えていたが、この名前は「花づくり大百科(主婦の友社)」にも載ってないし、ググっても出て来ない。正確には、姫檜扇(ひめひおうぎ)と呼ぶらしく、似たような名前の檜扇(ひおうぎ)とは別物らしい。しかし、私にとっては「乙女扇」なのである。こちらの名前の方が合っていると思う。
ニオイバンマツリ…… 漢字を調べたら「匂蕃茉莉」 白けてしまった。実は、ご近所に樹高3mほどの立派な樹木があり、この季節になると紫と白、2色の花をつけ良い香りを放っている。「古来、花泥棒は……」と言う人がいたが、3年ほど前、例の如く15センチほどを2本。挿し木は失敗であった。翌年、またまた2本を…… また失敗。ついに泥棒は諦め、一昨年、購入した。何しろ、2色の花を咲かせる木である、と思っていたら、何と紫が徐々に色褪せて白になるとの事だった。これまた急に白けてしまった。とは言え、健気ではないか。つぼみは、恐ろしいほどの黒。それが紫になり白に変化する。まさに妖怪変化! しかも、良い香り付きである。まだ細い枝だけだが、どれかの枝がしっかりした幹になって欲しいと思っている。
★ 素敵な香りのバラ…… ― 2020年05月10日 19:23
実は、数年前までバラの花の香りを知らなかった。散策中にバラのを見ると、それとなく鼻を近づけてクンクンするが、香りに出会ったことはなかった。バラの花から香水を作る…… 信じられなかった。数年前のある日、選挙の投票所への道すがら、ちょうどバラの時期だったのだろう、垣根に綺麗なバラが咲いていた。いつものクセで、鼻を近づけた。驚いた。生れて初めてばらの香りを知ったのである。甘く清々しい綺麗な香り…… 投票を終え、そのバラの前を通った。衝動的に10センチほどの枝を折ってしまった。ひょっとすると、いや泥棒だと思う。今までの前科を挙げれば、紅梅、椿2種、バラ…… それはともかく、挿し木も上手くいき、今年も咲いてくれた。たった一輪でも、部屋の空気を仄かな清らかな香りで満たしてくれる。このバラの香りしか知らないが、もう充分である。これだけ喜んでいるのだ。あの家の方たちも、ま、仕方ない…… と許してくれると勝手に思っている。
★ 5月の花々…… ― 2020年05月07日 09:36
薫風の中、花が咲いてくれる。見れば撮りたくなるもの。羽衣ジャスミン。
元気が良すぎるので、すでに2回ほど、つぼみが付いた枝を半分以上剪定している。あまり花が多いと、匂いが臭いになってしまうからだ。
紫蘭も元気。
こちらも増えすぎなので、花が咲く前に半分ほどに減らしている。
クレマチスだが、2種類鉢植えしている。一つはベル型だがまだつぼみも付けていない。もう一つが、写真のクレマチス。
一応行灯は備えたのだが、つる性ではないのである。このままの姿で次々と花を付けてくれる。購入したものだが名前は失念している。ご近所さんも、「伸びていかないのね。これテッセンよね?」などと不思議がられてしまう。
17,8センチの大輪のバラ。
とにかく激しい紅の艶、いや色。幾つも咲いてくれるが茎枝共にか細い。痩せていながら豊満な胸をもつ女性を連想させられてしまい、ちょっとつらい。ばらの鉢植えは他に4種類ほどある。気が向いたら写真を撮ろうと思う。
★ JIN-仁 再放送・・・・・・ ― 2020年05月03日 20:49
★ 花まつり(灌仏会)に思う…… ― 2020年04月10日 11:11
昨日、4月8日は「花まつり(灌仏会)」だった。今も各お寺では、花御堂を設け、堂の中に水盤を置いて釈迦の立像を中央に安置し、参詣者が御像に甘茶をかけているのだろうか。
幼稚園は、練馬区にある東高野山長命寺幼稚園(現在幼稚園はない)で、花まつりを経験した。昼休みだったと思うが、先生が甘茶を配ってくれた。実に不味かったのを覚えている。「お釈迦さまは、こんな不味いお茶が好きなんだろうか」と不思議な気持ちになったものである。
ふと、信者の割合が知りたくなった。「宗教年鑑(H29版文化庁)」によると、神道茎46.5%、仏教系48.1、キリスト教系1.1、その他(イスラムなど)4.3 とあった。クリスマスといえば、やたら大勢がギャ~ギャ~騒ぎ出すが、いわゆる似非信者が多いのだろうか。実は、この統計では、合計1億8226万6404人となっており、これは日本の総人口(約1億2600万人)の約1.5倍。つまり複数の宗教の信者がいることになる。調査手法を調べたら、宗教法人を回答者とした申告制だという。一方、個々の国民へのアンケート調査などでは、「何らかの信仰・信心を持っている、あるいは信じている」人は、20~30%程度だったという。だったらこのアンケート時に宗教を調査すれば、ほぼ実数に近い信者数が判っただろうにと思ったがアンケート調査や統計は、ある目的を持って行う事が多いため、ま、こんなもんなのだろう。(あるコンサルタントから「統計でウソをつく方法」を聞いた事を思い出した)
なお、先の調査では、キリスト教系信者は、191万4196人だったらしい。これに外国人が加われば、渋谷がパンクするのも納得できる。甘茶から、妙な方向に話が行ってしまった。
(なお、画像はネットから無断借用した)
★ スズメと桜…… ― 2020年04月09日 22:31
★ 濃紺と白のすみれ…… ― 2020年04月08日 13:10
★ 桜 定点観測(2020年4月8日)…… ― 2020年04月08日 09:34
桜 定点観測も9年目に入った。同じ4月でも、満開だったり葉桜だったりする。2013年、2018年は、葉桜状態で、昨年は半々。今年は、葉桜7分というところか。
ソメイヨシノの寿命は、60年と言われている。ソメイヨシノは、100年ほど前、オオシマザクラとエドヒガンを交配させて作られた園芸種であり、種では増やせず、接ぎ木でしか増やせないらしい。つまり、自然に新しい木が増えることはなく、常に人間の手が必要だという。しかも病気に弱く、折れた枝や枝の切り口から幹を腐らせる菌が侵入しやすく、樹齢50年を超えると幹の内部が腐ってしまうことから寿命60年が通説だという。長生きさせるには細かい手入れが必要らしい。でありながら全国に広まったのは、「20年程度で木の横の広がりが20メートルを超える成長の早さから短期間で名所を作れる」「花弁が5枚一重なのでボリュームが出て、花見にいい」「苗木が安い」などが理由だという。
満開の桜は、美しい。ご近所さんに「この桜、いつ頃からですか?」と聞いた事がある。「公園が出来た時だから、50年前かしら……」 台風などで、太い枝が折れ、だんだん樹形が小さくなっている。がんばって欲しいものだ。
★ もみじ3種…… ― 2020年04月07日 14:49
3種類のもみじである。大きい方は、新芽から葉っぱになるまで赤く、夏になると緑色に変り紅葉はしないで枯れて落ちる。購入したものだが、名前は、出猩々(でしょうじょう)だったと思う。もう一方は、どこかから種が飛んできたもので、緑色の葉っぱになり紅葉して落ちる。名前は判らない。真ん中のもみじも、種が飛んできたもので、芽が出てきたときに抜こうかと思ったが、まイイか、で1メートルほどになっている。名前は判らない。実は、大工さんは家の近くに樹木を植えるのを嫌う。いずれ土台を持ち上げたり悪さをするからだ。コンクリートにヒビが入り出したご近所さんがいる。直径20㎝ほどで、塀と壁の間。もう少しで壁に接触しそうな状態。切るに切れず、切ったとしても根はそのままで掘り出すことは出来ないと言う。我が家もと思うが、悪さするまでには数十年は掛るはず。ま、イイか。
★ 祝「ののちゃん」10,000回…… ― 2020年04月05日 17:22
4月2日で、いしいひさいちさんの「ののちゃん」が、通算10,000回に達したと言う。
(掲載に関し朝日新聞社の承諾は得ていない)
通算の意味は、「となりのやまだくん」を含めたためらしい。いずれにしても、おめでとう! いしいさん自身は、表に出るのを好まないようで、マスコミに顔を出してはいない。そんな事はどうでもイイ。ののちゃん一家が、これからも「ののちゃん一家」であって欲しいと思う。毎朝、「天声人語」と共に「ののちゃん」で一日が始まると言っても過言ではない。