★ MeToo…… マルキ・ド・サド……2017年12月26日 10:18

 米タイム誌の「今年の人」は、「沈黙を破った人たち」だと言う。「MeToo」 さらに、「チャーチ・ツー(教会も)」の言葉も…… 被害は女性だけでなく男性も子供たちにも…… 周知の事実とは言え、沈黙を破ったことに意義があるのではないか。ところで、聖職者の背徳行為と聞き、マルキ・ド・サドを思い出してしまった。


 中学生の頃、寝床で「悪徳の栄え」を読み耽っていた。親父が顔を出した。「何読んでるんだ?」 隠す必要はない。本を見せた。「そうか。この主人公の妹が主役の「美徳の不幸」って本もあるぞ」 この本も読んだが、インパクトは弱かったように思う。改めて調べたが、「美徳」が、1787年、「悪徳」は、10年後の1797年出版とあった。200数十年前の作品である。再読するつもりはないが、奇妙な心持ちになってしまった。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://goeche.asablo.jp/blog/2017/12/26/8755432/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。