★ 演歌と都々逸…… ― 2010年11月26日 22:49
演歌や浪花節は苦手である。それに宝塚的な歌い方も好きではない。どうやら発声法が生理的に受け入れられないようなのだ。聴いていると寒気がしてくるのだ。
若い頃、街に流れていた演歌を聴き、恐ろしい思いに襲われた。
『……着てはもらえぬセーターを……』
何ッ! 着てもらえないと判っていながら、その男のためにセーターを編むだって! 第一、そんな女がいるのかよ? 哀れっぽいこと極まりないではないか。あ~イヤだ。ますます演歌が嫌いになってしまった。(その後、その様な女性が存在することを身をもって知ることになったが…… いや、そんな話はどうでも良い)
若い頃、街に流れていた演歌を聴き、恐ろしい思いに襲われた。
『……着てはもらえぬセーターを……』
何ッ! 着てもらえないと判っていながら、その男のためにセーターを編むだって! 第一、そんな女がいるのかよ? 哀れっぽいこと極まりないではないか。あ~イヤだ。ますます演歌が嫌いになってしまった。(その後、その様な女性が存在することを身をもって知ることになったが…… いや、そんな話はどうでも良い)
歳を経て川柳、狂歌(和歌を含む)、都々逸に凝りだした。これらは、いわゆる日本人が好む、七五調である。演歌なども七五調が基本であり同じだが、前者は定型詩である。例えば、都々逸は、恋情、四季、心境などを【七(3+4)七(4+3)七(3+4)五調】で綴る定型詩である。蛇足ながら、初めて都々逸を覚えたのは小学校の頃で、
『雨が降るのに狐が通るこれが本当の雨コンコン』
であった。
『雨が降るのに狐が通るこれが本当の雨コンコン』
であった。
川柳、狂歌、都々逸を思い付くままに詠んだが、ついでだからとホームページに掲載している。
都々逸などは、ご丁寧に<横書き>、
都々逸などは、ご丁寧に<横書き>、
<縦書き>の2種類のページを掲載した。
これが結構面倒な作業なのである。でありながら果たして閲覧してくれる人はいるのだろうか? ふと口ずさんでしまった。
『……読んでもらえぬ都々逸を……』
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