★ 「こころノート」漱石、苦笑い……2014年06月14日 13:05



 漱石ブームだと言う。漱石と言えば、朝日新聞社。「こころ」の連載100年を記念して…… しかもノートを無料で配布する。素晴らしい企画である。
 ブログの「こころノートが届いた……」に、コメントが入った。投稿者だが、「新聞販売店長の嫁」とある。ん?「嫁」 なんだろう…… クレーム? いや、そんな事はないはずだ。
-------------------------------------------------------
 <新聞販売店長の嫁>からのコメント
「こゝろノート」喜んでくださって幸いです。 
 推測どおり、読者サービスとして配布しているこちらの販促品はすべて販売店持ちです。儲かっているから無料配布ではなく、本社の施策として販売店が強制的に負担させられています。キャンペーンチラシやその他販促品もすべて販売店持ちで、非常に苦しいです。ですので、タダだからもらっておこうと思うお客様ではなく、Goecheさんのように心して使ってくださるお客様にお配りしたい!
   大事に使って心の糧にしてくださいね。 
 今後とも朝日新聞をよろしくお願い申し上げます(笑)
 
--------------------------------------------------------
 お気軽に喜んでいたが、強制的に販売店に費用を負担させているとは思わなかった。う~ん、新聞社と販売店の関係とは、このようなものなのか。ひょっとして朝日新聞社だけなのでは? 穿った見方をすれば、読者からのリクエストがない方が、販売店にとっては経営的には良い事になる。企画と現状のギャップ、全く持って矛盾した話だ。テレビやネットなど情報を入手する手段は多様化している。新聞社もデジタル版をネットに流している。どうやら、新聞紙離れが進んでいるらしい。だが、新聞紙が消えることはない。雨の日も雪の日も台風の日も大晦日や元旦にも新聞は届く。しかも、雨の日には、きちんとビニール袋に入っている。これらを担ってくれるのが販売店だ。ますます高齢化が進む日本、「新聞紙」に対する根強い需要、愛着はこれからも存在し続けるはずだ。
 新聞社よ! ノート代など販売店に負担させるな! 
そう、もう少し販売店の負担を軽減させても良いのではなかろうか。
 漱石も天国で苦笑いしているはずだ。それよりも何よりも、このままでは、販売店に「嫁」の来手がなくなってしまうではないか。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://goeche.asablo.jp/blog/2014/06/14/7344082/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。