★ 懐かしきパイプたち……2018年11月15日 17:12



 年末を控え、大掃除を前に何年か振りで棚にあるパイプたちを手に取った。思い起こせば40年も前であろうか、パイプ煙草が流行り、オフィスでもパイプを咥えて香り良い紫煙を燻らせたものである。このパイプたち、2度目の禁煙から12年目の今(一度目は、35歳から8年間)、ただただ静かに見守ってくれているだけになっている。一つ一つに思い出がある。ニューヨークで購入したのが5本。後列右から三番目は、CHARATANでロンドン製の高級品。店で、これが欲しいと言ったら店員が店中に響く声で「このJapanese Young Gentlemanが、Charatanをrequestしました!」と、明らかに小ばかにしたように…… イスタンブールではメシャムを買ったが、勿体なくて、一度も燻らせたことはない。クレーパイプもあったのだが割ってしまった。キセルを買ったついでに、刻み煙草を買い、喫ってみたのだが、その辛さには驚いてしまった。パイプたばこで、好きだったのは、Kentucky Club MixtureやBorkum Riff Whiskey。パイプ、一つ一つが丁寧に作られている。愛おしさすら感じるが、もう口にすることはないのだろうか。ふと、どうせいずれは…… であれば、その前に、一つ一つを口に紫煙を……

追) 親父はパイプを手作りしていたが、私は敬遠。せいぜいボウルトップの縁を削って丸みをつけたぐらい。


 こうすると親指の腹でチャンバーに触れた感触が優しいし、ほど良く納まってくれる。指触りの心地良さ・・・・・・ 普段愛用したのは、左の2本。ブライヤーだが、右の高級品と比べ軽い。デザインも左手にすっぽりハマるし、咥えていても疲れない。今、真ん中のパイプを左手に持ち、その手触りを味わっている。あ~、喫いたい! 

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