★ 「なごり雪」?「名残の雪」?……2019年02月10日 10:55

 たった数センチの雪に報道機関が、何だかんだと大袈裟に…… 雪国の方々は、オイオイッ! の心境では。

 これは、ルーフバルコニーの簀子に積もった(?)雪である。陽が照った今、跡形もなくなっている。雪を見ると「なごり雪」を思い出す。曲だけでなく、曲名にまつわる有名なエピソードである。この曲ができた当時、この言葉は存在せず、伊勢正三は国語のお偉い先生方から「勝手にこんな言葉を作られて日本語の乱れを助長させる。”名残の雪”に変えろ」と言われたらしい。それが40年後、ようやく気象協会から「季節のことば」に選ばれ、彼は「胸のつかえが下りた」と語ったという。たかが歌、されど……
 もう一つ歌に関する似たような有名なエピソード。「赤いスイトピー」

 流行った当時(この歌は好きだが、歌手は……)、ピンクはあったが「赤」はなかった。だが、制作側は知らなかった。流行ってからこの事実を知ったが、もう遅い。作詞家曰く「幻想の世界と思えば……」 ところが、ヒットした後、品種改良が進み「赤いスイトピー」が出来上がった。これまた、たかが歌、されど…… である。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://goeche.asablo.jp/blog/2019/02/10/9034472/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。