★ ホアキン・ロドリーゴ…… ― 2014年02月05日 10:58
「聴覚障害の作曲家 別人が作曲」との報道に残念ながら「やっぱり」との感に堪えない。改めて、ベートヴェンは偉大だったんだな~、と思ってしまう。
話は変わるが、私は、クラシック・ギターが大好きなのだが、以前より盲目でありながら「アランフェス協奏曲」を作曲したホアキン・ロドリーゴが気になっていた。
彼は、3歳の頃ジフテリアの後遺症で完全に視力を失ったが、その後8歳で音楽の勉強をはじめたという。どうやって作曲したのだろう。多少、動機に不純さを感じるが、今回の報道をきっかけに調べてみた。小倉さんという方の “MARIBLOG”に掲載されていた。
このタイプライターは、ロドリーゴが開発した、世界で初めての楽譜浄書用のタイプライター。音符や音楽記号を全て、彼が開発した点字によって記譜し、それを専門のコピーライターによって通常の五線譜に「翻訳」していたそうだ。長年の疑問が、解決した。このタイプライターが愛おしく思えてきた。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://goeche.asablo.jp/blog/2014/02/05/7212725/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。