★ 五嶋龍君に思う……2015年10月04日 10:52



 『題名のない音楽会』の司会が、佐渡裕氏から五嶋龍君に代わるというので、観ることにした。タップリと彼の演奏を楽しむことができた。ジュピターの音色も素晴らしかった。これからも楽しみである。ところで、彼についてだが思うことがいくつかある。
 まず、彼の呼び方だが、なぜか君で呼びたくなるのである。呼び捨てはピンと来ないし、さん、様、氏も彼には合わない。それから、なぜそうなったのか理由はわからないのだが、「五嶋」を見ると、まず、「ごしま」「いつしま」が浮かぶのである。これは、お姉さんに対しても同じである。余計なお世話だが、「ごしま」の方が、しっくりするように思うのだが……
 彼を見ていると、神は不公平だと思ってしまう。ハーバード大物理学科卒業。何だこれは! しかも、7歳から空手をやっているし、ギターも弾く。物理やら空手やら、音楽家にそぐわないではないか。指を骨折したら、とか心配しなかったのか! さらに、容姿であるが、非の打ち所がない。演奏スタイルだが、これまた呆れてしまうほどである。演奏家特有の「悲壮感」「必死感」「夢中感」「神がかり感」「凄いだろう感」「どうだ!感」「エキセントリック感」などが全くないのである。早いパッセージなども、ゆったりとした、余裕すら感じさせる、正に申し分ない雰囲気なのである。我が妻も、「イイわね~、人気があるのが判る。ゆたりと大きいのよね~」だとぬかす。
 さて、まだ、27歳とのことだが、やっかまれない程度に活躍して欲しいものである。(既に、無駄なやっかみをしている男がいるようだが……)

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