★ チューブラー:ブチルとラテックス…… ― 2010年11月03日 10:21
知らなかった事とは言えどうにも恥ずかしく赤面してしまった。
(画像 InterMax)
Everestの前輪チューブラーのトレッドが薄くなり、交換することにした。Vittoriaの27inch、19mmを捜すが見つからない。昔はいろいろなメーカーの19mmチューブラーを簡単に入手できたが、今は主流ではないらしい。そこで、初めてだがVELOFLEXのレコードチューブラー27inをネットで注文した。商品が届いたが、段ボール箱に裸のチューブラーが入っており、メーカーサイドの梱包はされていない。何となく手抜きっぽい感じを受けたが、早速、プロショップに持っていき装着してもらった。もちろん有料である。
天候が悪い日が続いたため、初乗りは二日後に…… アレッ! 空気が抜けている。バブルコアが悪いのか? 調べたが固定式のバブルコアで調べようがない。空気を入れ、状況を見ることにした。翌日、どうにも空気が甘いようだ。気長に後一日、様子を…… 抜けているッ! 何だこれは! 不良品…… 早速、購入したショップにメールを入れる。「出荷に際し、商品チェックをすべきだ!」スタッフから返事が来た。「確認のため、着払いの宅急便で……」 予想通りの返事。チューブラーを外して送り返すのは良いが、代替が届いたら、また装着に費用が掛かってしまう。イライラしながら電話を入れた。
「ラテックス・チューブラーは、空気が抜けます」 エッ? 「空気が抜けるの?」 「はい。その代り軽量でグリップも良いですよ」
空気が抜けるタイヤ…… しばし、絶句した後に訊いた。「今までのチューブラーは、空気は抜けなかったけど……」 「多分、ブチルをお使いになっていたのでは……」 ブチル? なんだそれは? 結局、どうもありがとうございました、で電話を終えた。
確認のため、ネットで調べて見た。
・ブチル
石油から化学合成で作られたゴムで、粒子の密度が濃いため空気が逃げにくいのが特徴。一般の人が想像する「ゴム」に近くて弾性があるため、乗り心地も良い。ただし、軽量化のために薄くすると弾性が弱くなり、すぐにちぎれる。
・ラテックス
天然ゴムを使ったもの。薄く作ってもチューブとして成立するためレースなどの軽量重視の場合に用いられる。しかし、粒子の密度が薄いため空気が逃げやすい。一般的な自転車には使われない。
その後、スタッフからメールがあり、「コンチネンタルでしたらブチルの19mmがあります。当社でも扱っておりますので、どうぞ……」 返事を書いた。「次回は、コンチネンタルを購入します」
天然ゴムを使ったもの。薄く作ってもチューブとして成立するためレースなどの軽量重視の場合に用いられる。しかし、粒子の密度が薄いため空気が逃げやすい。一般的な自転車には使われない。
その後、スタッフからメールがあり、「コンチネンタルでしたらブチルの19mmがあります。当社でも扱っておりますので、どうぞ……」 返事を書いた。「次回は、コンチネンタルを購入します」
★ メタボリック・ロードレーサー …… ― 2010年11月06日 22:29
ロードレーサーがメタボリック症候群に罹ってから久しい。肥りきったフレームやリム。さらにケバケバしいペイント・デザインと、これ見よがしにプリントされたボールド・フォントによるメーカー名やモデル名のロゴ・デザイン。その下品な姿は、ロードレーサーとは呼べないのではないか。マウンテンバイクの亜流的な存在になっている。勿論、マウンテンバイクを否定するつもりではない。彼らは理に適ったデザインを保っている。
テレビなどで「サイクルモード2010」が紹介されている。展示されている自転車だが、やはり「メタボリック・デザイン」が主流のようである。三枚の写真は、asahi.com からの転載であるが、ピナレロやボテッキアなどは、正にメタボな中年を思わせるスタイルである。救われるのは、ジオスのようなメーカーが、まだ存在する事である。
テレビなどで「サイクルモード2010」が紹介されている。展示されている自転車だが、やはり「メタボリック・デザイン」が主流のようである。三枚の写真は、asahi.com からの転載であるが、ピナレロやボテッキアなどは、正にメタボな中年を思わせるスタイルである。救われるのは、ジオスのようなメーカーが、まだ存在する事である。
◆ メタボリック・ロードレーサー
● ロードレーサー
★ ロードレーサー Everest カタログ…… ― 2010年11月09日 13:45
すでに十数年前に土屋製作所は、ツチヤトレイディング(株)になり、EVERESTを作っていない。しかし、なんとファンの多い事か。相変わらずEVEREST関連のページへのアクセスが多いのである。嬉しい限りである。何故か? 言うまでもない。ロードレーサー本体のスマートで上品なデザインなどが心を動かすからである。改めて、ロードレーサーの美しさをEVERESTに見てみたいと思い、保有するカタログをスキャンし、ホームページの方に掲載した。
★ 演歌と都々逸…… ― 2010年11月26日 22:49
演歌や浪花節は苦手である。それに宝塚的な歌い方も好きではない。どうやら発声法が生理的に受け入れられないようなのだ。聴いていると寒気がしてくるのだ。
若い頃、街に流れていた演歌を聴き、恐ろしい思いに襲われた。
『……着てはもらえぬセーターを……』
何ッ! 着てもらえないと判っていながら、その男のためにセーターを編むだって! 第一、そんな女がいるのかよ? 哀れっぽいこと極まりないではないか。あ~イヤだ。ますます演歌が嫌いになってしまった。(その後、その様な女性が存在することを身をもって知ることになったが…… いや、そんな話はどうでも良い)
若い頃、街に流れていた演歌を聴き、恐ろしい思いに襲われた。
『……着てはもらえぬセーターを……』
何ッ! 着てもらえないと判っていながら、その男のためにセーターを編むだって! 第一、そんな女がいるのかよ? 哀れっぽいこと極まりないではないか。あ~イヤだ。ますます演歌が嫌いになってしまった。(その後、その様な女性が存在することを身をもって知ることになったが…… いや、そんな話はどうでも良い)
歳を経て川柳、狂歌(和歌を含む)、都々逸に凝りだした。これらは、いわゆる日本人が好む、七五調である。演歌なども七五調が基本であり同じだが、前者は定型詩である。例えば、都々逸は、恋情、四季、心境などを【七(3+4)七(4+3)七(3+4)五調】で綴る定型詩である。蛇足ながら、初めて都々逸を覚えたのは小学校の頃で、
『雨が降るのに狐が通るこれが本当の雨コンコン』
であった。
『雨が降るのに狐が通るこれが本当の雨コンコン』
であった。
川柳、狂歌、都々逸を思い付くままに詠んだが、ついでだからとホームページに掲載している。
都々逸などは、ご丁寧に<横書き>、
都々逸などは、ご丁寧に<横書き>、
<縦書き>の2種類のページを掲載した。
これが結構面倒な作業なのである。でありながら果たして閲覧してくれる人はいるのだろうか? ふと口ずさんでしまった。
『……読んでもらえぬ都々逸を……』