★ 胸椎圧迫骨折……?2014年09月25日 12:57

 昨日の朝の出来事である。バルコニーで正真正銘の尻餅をついてしまった。体中に走る痛み。身動きできない。カミさんに助け起こしてもらう。腰から背中に痛み。ままよ、一晩寝れば…… 痛みをこらえ布団を敷き昼寝。心なしか痛みが増してくる。こりゃヤバイ、昼寝どころではない。即、一昨年、肋骨を3本骨折した時、お世話になった近所の整形外科に行くことにした。
 ん! 親父の杖!


 姉貴が、戌年の親父にプレゼントしたものである。(蛇足ながら、お袋も私も戌年。親父お袋一回り、お袋私は二回り。ところで親父と姉貴はもういない)
 女医曰く、「普段から杖を?」「いえ、たまたま親父の杖を」 レントゲンを撮り、診断結果を聞く。「第12胸椎の圧迫骨折のようですね。MRIを撮ってください」 確かに四角っぽい骨の上の部分が陥没している。鎮痛剤と湿布の処方。「コルセットですけど、採寸して作りましょう」 冗談じゃない、コルセットは3つも持っている。その一つはオーダーメードで数万円した。「先生、持ってますからそれを使います」「う~ん、では、次回持ってきてください」 なにを! 可愛い顔をして疑っているのか! ま、イイだろう。 帰宅し、着けてみたのだが、無理してやっと装着できる状態。それはそうだろう、当時より腹回りは格段にメタボっている。しかし、女医が何と言おうが、これを使うと言い張るつもりだ。また、4万、5万は堪忍してくれ!

 今朝9時に中野駅の近くのメディカル・スキャニングに行く。問診あり。「杖はいつも?」 どうも医者は、杖を気にするようだ。「いえ、たまたま親父の杖を……」 CDを受け取り帰宅する。
 きょうつい? 腰椎じゃないし、その上だったら背骨では?


 背骨とは呼ばず、胸椎と言うらしい。第12は、胸椎の一番下、腰椎の一つ上の骨であった。女医は、レントゲンを見て、すぐに第12胸椎と言った。別に番号が書いてあるわけでもなし、腰椎と胸椎が色違いである訳もない。素人が見ればほとんど同じ形状の骨たちである。ま、とりあえずプロだな。次回、誉めてやろう……

 要は骨折である、肋骨の時もそうだったが、痛みをこらえ、自然治癒を待つ以外ないはずである。どうせ出億劫の毎日、ま、仕方ない。
 これでまた、輝かしき「病の百貨店」にメニューが一つ増えてしまった。

(追)
 私の左肺の一部は、ホッチキス止めされている。ステンレス製で、医者に言わせれば、一生、溶けたり消えたりすることはないという。で、MRIだが、検査の前に毎回しつこく確認される。今日もそうであった。「ホッチキスが入ったまま、何度もMRI受けてますから大丈夫です。ところで、映像に影響が出るんですか?」「いえ、磁気の影響で熱を持つことがあります」 なるほど、電子レンジみたいなものか。とりあえずとの事で承諾書に署名した。検査の間、今までと違い、何となく体が熱い。人間とは勝手なものだ。説明を聞いたから、そう言うものだと思い、体が火照ってしまう。しかし、終了後、検査技師が、「暑かったですか?」と笑った。そう、汗を掻いていたのだ。
 一応、MRI:核磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging)を、ググってみた。外部から磁場を掛けて信号を得るとあるが、チンプンカンプンであった。できれば、もう世話にはなりたくないものである。


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