★ 胸椎圧迫骨折……? (続き)2014年10月01日 12:18

 MRI画像を見る。素人目にも四角い骨が崩れているのが判る。自分の身体だが、こんな骨の状態で、よくもこうやって座っていられるものだと驚く。結構、衝撃は大きかった。
「確実に圧迫骨折ですか?」「幸いな事に神経への影響はないようです」 幸いとの言葉に強い違和感を覚える。女医が言う、「コルセットは?」 シャツを上に上げて見せる。「腰用ですね。これは駄目です」 駄目? 「どうしてですか?」「もっと長いのが必要です」「……」「まだ若い骨折ですから、今のうちにきちんとしたコルセットを作り、治療した方が良いです」「高いでしょう?」「そういう問題ではないでしょう」 なんとはなしに口調が変わってきた。今後のことがある。「命令ですか?」 女医、我の顔をにらみ、「命令です!」 
 結局、明日採寸し、胸腰椎ダーメン・コルセットなるものを作ることになった。

  (画像は、他のサイトからそれらしきものを借用)

 高齢者の場合、このような骨折で寝たきりになったり、腰が曲がってしまったりするらしく、痛みが無くなってもコルセットの着用や、常に背筋を伸ばし正しい姿勢でいることが必要らしい。
 余談だが、コルセットは保険適用とは言え、まず、全額を業者に支払い、必要書類を持って区役所に申請すれば、7割が戻るらしいが、なんでこんな面倒な事を! と、思いつつも大人しく説明を聞く。
 喜ばしい事もあった。診察前に「骨密度」を計られた。初体験。う~ん、骨粗しょう症…… 一昨年は、肋骨骨折をしている。結果だが、同年齢平均値に対し、118%、つまり、骨密度は全く問題なしであった。これは、奥様の食事に対する配慮の賜物と、感謝、感謝である。
 さて…… 人によって違うそうだが、完治まで3,4か月と言われた。閑とはいえ、生活の大部分が、この「胸椎圧迫骨折」に支配されそうである。


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