★ 朝顔に思う…… ― 2015年07月08日 08:52
すでに文月…… 時候の挨拶として、真夏、向暑、猛暑、大暑、酷暑、炎暑、厳暑などがあるようだが、今年は、梅雨のお蔭でまだ暑さは大人しい。もし手紙を書くのであれば、向暑の候がふさわしいかも知れない。
今年も朝顔の種を植えた。2,3週間ほど前から咲きだしてくれたのだが、例年に比べ、直植えも鉢植えも葉が小さく、花も小振りなのである。同じ茎の種であれば納得するが、何本かの茎から均等に採種しているため、例年通りの大きな朝顔があっても良いはずなのに、どうにも理解できない。気候の所為なのだろうか。
とはいえ、雨のない朝、綺麗に咲いてくれた朝顔は良い。雨の日の朝顔は、実に可愛そうである。蕾を開くこともできないし、開いたとしても、しょんぼりと下を向いてしまう。やっと開いたとしても、雨粒があたった所は、色が抜けてしまう。紫陽花などと違い、梅雨時に朝顔は似合わない。梅雨明けが待ち遠しく思う。
梅雨明けと言えば、近頃、気象庁は、梅雨に入った模様とか、梅雨明けのようです、とぼかして報道する。ふと思った。予報とは? 調べると「前もって知らせること。また、その知らせ」とある。つまり、確実な内容を予め知らせると取れなくもない。違和感が残る。で、予想を調べてみた。「物事の成り行きや結果について前もって見当をつけること」 見当とは、「はっきりしていない事柄について云々」とある。つまり外れても良いのである。であれば、今後は「天気予報」ではなく、「天気予想」としてもらいたい! なんて朝顔を見ながらつらつらと……
・雨粒を置いたばかりの朝顔(7月9日)
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