★ 「車は左、人は右」だったはず……2015年03月25日 18:45


 子供の頃、「車は左、人は右」と教えられた。真面目一方な私である。歩く時は、きちんと右側通行を守ろうとしているのだが…… 写真ご覧いただきたい。皆、左側を歩いている。私一人が、強引に右側を歩いたたとしたら、多分、「このおじさん何よ! バッカみたい」となるに決まっている。When in Roma, do as the Romans do. 敗北感を抱きながら、左側を歩かざるを得なかった。

★ 「こころ」、「三四郎」そして「それから」……2015年03月19日 10:37

 漱石、連載小説の復刻…… 当初、この企画に小賢しさを感じた。しかし、冷静に考えてみれば、悪くない。何故か? 50年弱の人生期間でありながら、彼が世に表わした内容は結構濃く、その時代を見据えているだけでなく、先の時代にも通用するように思えるからである。と言うことで、せっせと「こころ」に続き、「三四郎」もノートに切り貼りをしている。そして、4月から「それから」が始まる。ノートだが、今までは横型だったが、「それからノート」は、縦型だそうだ。早速、ASAに電話したが、なんとその日の夕方に届いた。新聞紙面には、どう配置されるのだろうか? 楽しみである。


 ところで、この新聞社への疑問だが、切り貼りノートの販売をしているのであれば、紙面上の配置への考慮がないと思う。紙面の右下であれば、ハサミの動きは2度で済むが、左中央配置が多く、ハサミの動きは3度になる。紙面レイアウト担当者は、切り貼りをしたことがないのではと思う。この新聞社には、その他、似たような疑問が幾つもあるのだが、とにかく「購読者の立場になって考える」さらには「実際に体験してみよう」との姿勢が必要に思う。漱石から話がそれてしまった……


★ 古傷は……2015年03月10日 08:52

 己の不注意や不運な出来事などにより、たとえ一度であっても、身体がダメージ(打撲、捻挫、骨折……)を受けた場合、どうであれ、これらは、確実に記録として身体に残されるようだ。さらに…… 例えば、ある部位の治療のためにメスを入れたとする。患部は切除などにより根治したとしても、メスで切られた部位は、余計な事をされたとの恨みが、記録として刻み込まれるようだ。
 恨みを晴らすのが目的であることは明白である。大抵の場合、心身ともに縮こまる寒い時期を狙って襲ってくる。


 どうにも不愉快なのだが、防衛策は「体を冷やさない」しかないのかも知れない。

★ あ~、テレビ…… 溜息……2015年02月27日 12:18

 昨日、REGZA-TVとレコーダー(以後、Rec)が納品されたのだが、ビックカメラへの注文後、さらには納品後に幾つかのトラブル(販社及び、自己のミス)が発生した。
 J:COM経由であり、アンテナは使っていない。TVだけ交換するのではなく、再生・録音も考え、Blu-ray Recも注文した。実に基本的な構成であり必要なケーブルも、担当者に相談し注文した。担当者、態度はデカイが、どうにも自信なさげ。


 トラブル①:SetTop-BoxとTV、Recへの接続は、HDMIと思っていた。つまり、Boxには、2つのHDMI端子があるはず。ところが、我が家のBoxには1つしか端子がない。旧式のBoxなのか。J:COMに電話。「この地区では、2端子のBoxは提供していません」 なに~ッ!「他の地域では提供してるの?」 明解な返事がない。キレた!「それはおかしい! 上に報告して、中野にも2端子Boxを提供するように掛け合えッ!」「わ、判りました」 どうにもスッキリしない。ビックカメラ担当者に電話。「一般的に端子は、1つです」「じゃ~、今の構成で問題ないのね」 あ~、俺のミスか。即、J:COMに電話。平謝り。

 トラブル②:配送業者(以降、業者)が、テキパキと梱包を解き接続を始める。「HDMIケーブルは使いますが、セパレーターは不要で、TV接続ケーブルは、同梱されてますので不要です」 なに~ッ! 「担当者が必要と……」 彼、何故不要かを説明しだした。簡単に言うと、J:COMの場合、BS、CSは録画できない設定になっているため、地デジしか録画できない。従って、ケーブル2本は、不要。「面倒でしょうがレシートと商品を持って返金を……」
 ウギギ~ッ! 一昨年、私用のTV購入の際、ステレオなどへの接続図を見せてAQUOSを購入・納品してもらった。
だが、設置の際、業者曰く、「このケーブルはどの機器に接続しますか?」 エッ? 接続図を見せる。「AQUOSでは、この構成は出来ません」 頭、真っ白! 「済まないけど返品する。担当者に電話するよ」「いえ、私の方で連絡します。恐れ入りますが、レシートを持って……」 実に、丁寧な応対。「BRAVIAなら……」 ビックカメラを止めようと思ったが、カミさん、カードに貯まっているから…… BRAVIAで、OKだった。

 トラブル③:Recは、REGZAに慣れてから操作するつもりだ。(実は、操作には全く自信がない)そう言えば、TVの画面や音声など、好みに設定できるはずだ。TVリモコンで、電源ボタンを押したが、ウンともスンとも言わない。3つのリモコンを使い、あれやこれや試したがダメ。仕方ない、業者に電話。「接続上の問題ではなく、TVかリモコンでは……」 東芝相談センターに電話。綺麗な声の女性(いや、どうでも良い事だ)に状況を説明。「どんな状態でも、TVリモコンで電源オフは利くんですか?」「はい」「済みませんが」といろいろとチェック内容を言われた。「リモコンから信号が出ているかどうか調べたいのですが携帯電話で……」「アッ! 済みません。携帯は嫌いなので持っていません」「そうですか…… では……」 話を遮って、記憶を巡らせた。
 業者は、TVのチェックの際、TVリモコンを使った。終了後、「J:COMリモコンで……」と頼み、東芝用に設定してもらった。今まで通りの環境になった。
 その後、TVリモコンは使わないと電池を抜いて引き出しにしまった。その後、そうか、画面、音声の調整は、TVリモコンが必要だと、電池を入れて電源ON、OFFを試したが…… 電池??? まさか! 「あの~、ちょっと待ってください」 あ~……! なんとプラス、マイナスが逆!入れ直して電源ON 動いた! 「す、済みません……」 業者にも、電話して恥ずかしい事実を連絡。
 東芝も、業者も「良かったですね!」と明るい声で言ってくれた。あ~…… 溜息しきりである。

★ 「三四郎」お詫びして訂正……2015年02月11日 12:16



 「こころ」に続き、「三四郎」も「三四郎ノート」に切り貼りしている。今朝、訂正文が載っていた。確かに、モローは、フランス人であり、厳密に言えば、グスタフは間違いかも知れない。お詫びを含んだ訂正文は当然かもしれない。だが、切り貼りをしている身としては、この場所へ堂々とした掲載には興醒めである。
 「お詫び」 テレビでは深々と頭を下げる姿をイヤと言うほど見せつけられている。いとも安易にお詫びをする風潮。かと思えば数十年経って、やっと誤報を認め、グズグズとお詫びをした企業もある。最近、この企業の新聞に訂正、お詫び記事が目立つように思う。間違い訂正は当然だが、どうにも意地になってお詫び記事を掲載しているようにも思えてしまう。ひょっとすると「三四郎」もその表れかも知れない。しかし、もう少し小さなフォントであれば許せるのだが……
 ちなみに、グスタフは、スウェーデン、ドイツ語読みだという。

★ 関ジャニと高卒認定試験……2015年01月18日 08:09



 昨夜、何の気なしに「関ジャニの仕分け∞」を観た。中卒のメンバー二人が2か月間猛勉強をし「高卒認定試験」を受験。その状況や結果を放送するというものだった。合格か不合格かなどハラハラドキドキ感もあり時間潰し(失礼!)には、持って来いの番組だった・・・・・・ のだが、どうにも腑に落ちない思いがしてしまった。これは、国家試験の一種である。混乱を避けるためとの配慮により、二人は別室での受験であったが、普段はコンコンチキ一点張りのお国が、よくもこのような番組に組し、別室を用意。さらに職員数名を配置など特別扱いをしたものだと呆れてしまった。別室受験の条件を調べてみたら、「視覚障害等の身体上の障害がある場合申請することによりいくつかの特例措置がとられる」とあり、その中に「別室受験」があった。これは納得できる。文部科学省も様変わりしたのであろうか。中卒者、高校中退者に対する受験意欲向上のためにこのような特別措置をとった・・・・・・のであろうか?

★ 未の版画年賀状……2014年12月17日 12:05

 年賀状の季節である。干支は未。昨日、奥様が年賀状を印刷してくれた。若い頃は、干支を多色刷り版画で摺ったものである。昔の年賀状を引っぱり出ししてみた。


 これは1967年、48年も前のもので、実に思い出深い版画である。
「綺麗な花ね。なんていう花なの?」
「なんでアンモナイトなの?」
 自分では気に入ったものだっただけに、これらの感想や質問にはガッカリしたものである。う~ん・・・・・・ 未に見えないのかな~・・・・・・

★ 骨折夫婦……2014年12月17日 11:40

 カミさん、3日ほど前に左足を捻り、湿布などしていたが、段々、むくんで紫色に変わってきた。正座しなければ痛みはないらしいが気になるからと整形外科に。
 先ほど帰宅したが、松葉杖2本をついている。足を見れば包帯で膨らんでいる。簡易ギプスらしい。左足甲の剥離骨折。今からMRIを取りに行き、その結果でちゃんとしたギプスにするらしい。医者、看護婦、笑って「旦那さんと一緒ね」 旦那は、胸椎圧迫骨折。


 杖をつく男と、松葉杖をつく女が歩るく図・・・・・・ 困った夫婦である。これで大掃除などは数か月延期である。

★ 選挙用「ポスター掲示場」……2014年11月27日 17:17



 昼間、前の公園で物音が…… 見ると選挙用看板の設置であった。正式には「ポスター掲示場」というらしい。衆院選、参院選、都知事選、都議選、区長選、区議選などの際、この掲示場が設置され、投票終了後撤去される。たまたまかも知れぬが、使われている木材は新品であった。だから? いえね、そのたんびに…… ここは区が管理する公園。仮に常設でも邪魔にはならないのにと思ったが、選挙により候補者数が変わり、それにより掲示板の大きさも異なっていた。では、幅の広い掲示板を…… やはり、常設は無理かもしれない。しかし、ここのポスターを見ている人をあまり見かけたことはない。設置場所は、どんな基準で決めているのだろうか。
 今回の選挙費用、約700億円と聞き、些細なことが気になってしまった。

★ 「三猿もどき」……2014年11月19日 11:35

 最近、「三猿もどき」になってしまった。湿りがちな気分である。

     (画像は、他サイトから無断拝借)

 三猿「見ざる,言わざる,聞かざる」 して、その真意は? 「耳は人の非を聞かず,目は人の非を見ず,口は人の過を言わず」「礼にあらざれば視るなかれ、礼にあらざれば聴くなかれ、礼にあらざれば言うなかれ……」 基準となるべきものが在ってこその教えである。ま、簡単に言えば、失礼な事は止めましょう、になるのかも知れない。
 ところが、ここ数年前より「見たくない」「言いたくない」「聞きたくない」の心境になってしまったのである。
 小説よりも奇なる殺人事件(肉親が肉親を、親が子を、子が親を、誰でも良かった、振られたから……)、相変わらず引っ掛かる詐欺事件、己が今何処に居て何処を歩いているのかすら判らなくなってしまったモバイル中毒認知症患者、ルールを無視したゴミ放棄、医療ミスにより何人もの患者を死亡させながら未だにその医者に治療を続けさせている大病院…… いや、それよりも何よりも、「愚」、「危険」とも言える数々の政策(挙げたらキリがない)を国民目線ではなく、己たち目線だけで、決定、施行しようとする政治家、官僚たちの存在。
 もう、そんな事、聞きたくないし、見たくもない。どうせ言っても蚯蚓の戯言…… 而して、「三猿もどき」が出来上がったのである。
 歳とってて良かったな~。これが、唯一、自分的(この言い方、流行ってるらしいが好きではない)に、笑顔になれるアイテム(この言い方も流行ってるらしいが好きではない)である。