★ 11月、映画Video鑑賞リスト…… ― 2015年12月01日 07:45
11月は、13本。所用で外出が多かったり、体調不良などでVideo鑑賞どころではなかったためだ。3月1日からの累計は、252本になった。(3月51本、4月35本、5月27本、6月30本、7月28本、8月20本、9月20本、10月28本)
本数は少なかったが、印象深い作品を鑑賞できたように思う。第2次世界大戦をベースに思想弾圧、ユダヤ排斥の中で健気に生きる少女を描いた「やさしい本泥棒」、スペイン、フランコ独裁に立ち向かうレジスタンス運動に翻弄される少女の現実とおとぎ話の世界を描いた「パンズ・ラビリンス」、ナチスがフランスを占領していた時代、静かに暮らしていた祖父と孫娘。ある日、徴用により、一人の独将校に亡き両親の部屋を提供することに。二人は、抵抗を示すため、将校と一言も言葉を交わすまいと決意。将校と二人の空気が素晴らしい「海の沈黙」……
たまたま、この三本は、少女を主人公にしていたが、戦争、内戦にまつわる過酷で凄惨、非情で理不尽な現実を汚れのない健気な目を通して表現したかったためだと思う。
映画のタイトルは、重要な要素である。「レイルウェイ 運命の旅路」 原題は、「The Railway Man」 事実に基づいているという。確かに、主人公は、鉄道に命を掛けるような人物だったと思う。しかし、その背景には、かなり深い事実がある。邦題では「運命の旅路」をサブ・タイトルとして加えているが、内容の重さを表現してはいない。では、どのようなタイトルを…… それが作れるようであれば、私は大金持ちになっている。
ところで、パンズ・ラビリンスのパンだが、なんとなく「アバター」の登場人物にそっくり。調べたら「アバター」の方が後に作られていた。う~ん…… 考えすぎかな……?
・レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の館
・トム・ソーヤ&ハックルベリー・フィン
・ロスト・フィーチャー 10,000デイズ・アフター
・星の国から来た仲間
・エクソダス:神と王
・転落の銃弾
・レッド・ウォリアー
・パンズ・ラビリンス
・やさしい本泥棒
・パワー・ゲーム
・人生は、奇跡の詩
・レイルウェイ 運命の旅路
・海の沈黙(2004)
★ 憲法第9条…… ― 2015年12月07日 09:50
★ ヒロシ、日めくり…… ― 2015年12月07日 10:36
★ 寒くなると血圧は上がる…… ― 2015年12月09日 10:18
2013年12月、医者「高血圧です。降圧剤を……」 薬を飲み続ける生活はイヤである。「では、血圧を計って状態を……」 血圧手帳を渡された。計測したからと言って、血圧が下がることはないのでは、と思いつつも上腕式血圧計を購入し、朝夕、指示通りに計測した。
2015年3月までの平均は、ざっと160-90で、一般的には高血圧と言える。手帳の記載ページがなくなった。医者には行きたくない。サイトを調べた。OMRONが、Excelによる「血圧記録表」を提供していた。2回計った平均値を計算し、インプットするようになっている。しかし、これは愚か。で、計ったままの数値を入れれば、記録表に反映されるように改善し、2015年4月から使い出した。
春から夏へ…… ん? 数値が下がりだした。生活の変化を探してみた。3月から映画Videoにはまり、レンタルショップへの往復30数分の徒歩が考えられる。なるほど、散歩の効果か。
秋、そして冬へと寒さが増してきた。ん? 数値が上りだした。生活態度には変化はない。そう言えば「寒くなると血圧は上がる」「冬、暖かいところから、急に寒い場所に入るのは要注意」との言葉を思い出した。私の体も、正直なものである。グラフが物語っている。しかし、散歩の効果は、微々たるものとは言え、確実にあると思う。
★ 野坂昭如さん、逝く…… ― 2015年12月11日 08:30
野坂昭如さんが亡くなった。85歳。「四畳半襖の下張」「エロ事師たち」「火垂るの墓」…… 滅多に感情移入できない性質なのだが、彼の作品には何故か没入していた。作家とは、経験した事などを、ただそんな事があったと記憶するだけでなく心に留め、独自の感性で熟成し、発露する人達だと思っているが、彼の独特さが好きだった。「火垂るの墓」を観た時のショックは今も残っている。以後、「火垂るの……」と名前を聞いたり見たりするだけで悲しい気持ちになってしまう。多分、二度と観ることは出来ないと思う。合掌
★ 2016年CalendarArtは、Picasso…… ― 2015年12月11日 20:57
2016年度の我が家のカレンダーは、Picassoである。毎年、カミさんが選ぶが、これまで、Klee、Matisse、Modigiani、Lautrec、Goph、Chagall、Yamamoto、Warholなどを飾った。これらは、すべて外国産なのだが、実に美しい。そこで、毎年、ホームページに、「Calendar Art」として掲載している。来年のPicassoで、18版目となる。ここ3年ほど、面倒なので各月の絵画は掲載しなかったが、今回は、各月、つまり12枚掲載を復活した。やはり、画面いっぱいの画像は迫力があり魅入ってしまう。スマホのような小さな画面で見ても、多分、面白くないかも知れないと思うが…… ま、イイか。
★ 申の年賀状…… ― 2015年12月11日 21:55
★ 年賀状(2016年)、本日ポストへ! ― 2015年12月16日 17:35
年賀状を書き終わり、本日投函した。宛名や一言は、毎年、万年筆で書いている。手書きは、結構、大変なのだが、書いてる最中に、その人の顔やエピソードが浮かんでくるのである。実に不思議な雰囲気になってしまう。そして、耳には、その人ごとにテンポや強弱が異なる
♫ そんな~時代も~……♪
が、聴こえてくるのである。年に一度の、この雰囲気、私は、好きだ!
★ 中華飯店「銀龍」との別れ…… ― 2015年12月21日 10:57
12月16日、もやしソバ、17日、炒飯、餃子、18日、味噌ラーメン、そして、19日…… 混んでいる。今までであれば、遠慮する状態であるが、空いていた席に強引に座った。「ラーメンと半炒飯……」ついに「半チャン・ラーメン」と言えなかった。750円を払う時、親父さんに小声で言った。「長い間、御馳走さん!」何度も大きく頷いてくれた。料理人、「ありがとうございました!」 何故か、普段より大きな声のように思えた。
長く生きていると、お気に入りの料理店の閉店を何度となく経験することになる。似たような味が何処かにあるのでは…… これは所詮、無理な話。あれば、とっくに行っている。別な味でも良い、自分好みの店があれば…… 放浪の旅が始まりそうだ。