★ 「別品」 <折々のことば>より…… ― 2016年06月01日 08:56
久しぶりに、フムフム…… と、うなずける「ことば」に出会ったように思う。「主流ではないが……」 これが活きている。そう、別に主流になどになる必要はない。
この国は、古来より「別品」の国としての素養を持っているように思うが、それを活かす「術」を知らず、「野暮な国」に成り下がっているのではないだろうか。一時、「2位じゃダメなんでしょうか」の言葉が取り沙汰され、ややもすれば嘲笑の的になったように思う。この嘲笑が「野暮な国」になった兆候と見ることができる。一人一人に「個性」があるように、国々にも「個性」があっていい。資本主義の世界では、ただただ「右肩上がり」を「是」とし、必死になって金儲け活動をしている。
そんな中で、安定した「水平線」経済を良しとし、その中身は、一味も二味も他の国とは違う「別品」の味を持つ国…… 「そういう国にわたしはなりたい」
★ 3度目の陥入爪(巻き爪)手術…… ― 2016年06月02日 07:30
先月、左足親指(内側)の陥入爪手術を受けたばかりだったが、今度は、右足親指(外側)の手術である。1週間ほど前から、指先が赤く腫れ上がり、痛みが続いたため覚悟してクリニックへ。答えは、即、手術であった。この指は、10年ほど前、他の病院で手術を受けているが、どうやら再発(?)するものらしい。手順等は、もちろん前回と同じである。今回も、切除した爪の説明を受けたが、どうせ捨てるに決まっている。「それ、もらえます?」 血と多少の肉片がついた爪を、ガーゼに丁寧に包んでくれた。長さ、15ミリ、幅、8ミリ。写真を撮り、掲載しようかと思ったが本人が見ても生々しく、不気味。ややもすれば悪趣味と言われかねないので止めた。しかし、何故同じような症状、治療が続くのか不思議である。たとえば、左上奥歯の治療が終わると、次に右上奥歯が痛む。治療すると、さらに下の右、そして左へと続いてしまい、結局、数か月の間に口の中を一周してしまう。
この日の陥入爪手術は、私を含め3件だという。私の前は、かわいい女子小学生。処置室から、親指に絆創膏を貼り、足を引きずって出てきた。本人よりも付き添いのお母さんの顔の方が強張っていた。「次は、おじさんだよ」 ちょっと、ニコッと笑ってくれた。
★ 5月(2016年)、映画Video鑑賞リスト…… ― 2016年06月02日 09:59
5月に観たVideoは、15本と少なかったが、昨年3月からの累計は、370本になった。選定基準は、変えていない。借りるVideoは、ジャンル、タイトル、ストーリーをざっと見て選んでいる。キャスティングは、あまり気にしないが、借りるかどうか躊躇したときは一応見ることにしている。で、「きみに読む物語」だが、認知症を患っている老女と同じ療養施設に入寮している老人が、ある物語を読むという設定で話が進んでいく。丁寧に作られているが、ネタバレになってはいけないので筋は割愛するが、回想場面にこの老人の壮年時代の写真が出てきた。ん? これは…… リモコンの一時停止を押し、PCでググった。やはりそうか。「マーベリック」「ロックフォード(氏)の事件メモ」でお馴染みのジェームズ・ガーナーだった。好きな俳優の一人だ。素敵な老人になっている。ところが、残念なことに、2014年7月19日、86歳で亡くなったらしい。Videoを再開したが、思い入れ強く観終わることができた。ま、これもVideo鑑賞の面白さかもしれない。
(印象深かったものに、◎をつけた)
・ナイトミュージアム エジプト王の秘密
・クラッシュ
◎ノッキン・オン・ヘブンズドア
・ヴィクトリア女王 世紀の愛
◎ハッピーエンドが書けるまで
◎きみに読む物語
・ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して
・困難な時世
・狼たちの午後
・ガーディアン ハンニバル戦記
・アンブレイカブル
・シークレット・パラダイス
・ワルキューレ
・ロング・エンゲージメント
・アップサイドダウン
気ままなアジサイ…… ― 2016年06月06日 09:20
★ 雨の日のカラー…… ― 2016年06月28日 10:00
★ 今、何時でしょうか……? ― 2016年06月29日 10:11
★ 6月(2016年)、映画Video鑑賞リスト…… ― 2016年06月30日 18:15
6月は何かと所用が多かったため、観たVideoは、13本と少なかったが、昨年3月からの累計は、383本になった。選定基準を変えるつもりはないが、旧作(@108.-)の縛りが厳しくなっている。最新作、準新作は当然ながら増えている。準新作は、時間が経てば旧作の部類に入っていくと思うのだが、どうにも動きが鈍いように思う。
子供の頃、実家の前には武蔵野の雑木林が広がっていた。木登りもした。杉の天辺に登り、強い風の中、ブランコのように大きく揺らしたものである。高所恐怖症などどこ吹く風であったが、歳を重ねるにつれ、高い場所では足がすくむようになってしまった。映像を観ていても同じである。で、何を言いたいか。「崖っぷちの男」である。込み入った凝った内容であるが、高いビルの窓の外に主役がたたずむ場面がやたらと多く、その度に足がすくみ、どうにも落ち着かない鑑賞になってしまった。高所恐怖症の人は、観ない方が良いと思う。「パプーシャの黒い瞳」は、ジプシーをモノクロで描いた作品だが、パプーシャの瞳だけでなく、こちらの気持ちまで黒くなってしまった。足がすくんだり、気持ちが暗くなったり…… これも映画の面白さかもしれない。
(印象深かったものに、◎をつけた)
・ペネロピ
◎告発
・最後の誘惑
・キャスパー
・ブリジット・ジョーンズの日記
・ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
・マーラとバイキングの神々
・センチメンタル・アドベンチャー
・ビッケと神々の秘宝
・顔のないスパイ
◎崖っぷちの男
◎パプーシャの黒い瞳
・T.I.M. -ティム-