★ PC内部のホコリ……2016年12月04日 12:50



 DELL XPS 8300(2012年3月購入)を使っているが、最近、ブ~ン、フ~ンと、やたらとうるさい。音がするということは、ファン関連に決まっている。ホコリだろうか。さてどうするか。ググったら側面カバーはネジ1本で装着されているとあった。つまり、これを外せば簡単に内部を見ることができるようだ。自信はなかったが、ままよ、ぶっ壊れることもあるまい。指で簡単にネジが外せた。側面カバーを後方に動かした。あらま、簡単に外れた。な、なんと内部はホコリまみれ。ファンは2個あったが、CPUクーラー・ファンの方は綿埃りのようなものがまつわり付いている。ハンディークリーナー、ピンセット、ブラシを使って掃除。背面のケースファンも同様に掃除した。さて…… 電源を入れた。良かった! あの不愉快なうるさい音が、ほとんどしなくなった。塵も積もれば、との諺があるが、身をもって感じ入った次第である。なお、写真は、掃除後のものであるが、ホコリまみれの姿も撮っておけばと悔やんでいる。

★ 戦艦「武蔵」の最後……2016年12月06日 09:44

 NHKスペシャル「戦艦武蔵の最後 ~映像解析 知られざる”真実”~」を観た。


  総てのシーンに言葉を失ってしまった。何故? 素晴らしい技術! 悲惨! 鎮魂! 愚か! トラウマ? 落胆! 想定外! 疑問! 享受! 戦争? などなど、頭の中を幾つかの言葉が飛び交った。聞くと見るとは、との言葉があるが、たとえそれがテレビの映像であったとしても、訴える意味合いは強かった。
 完璧と思われていた戦艦と、それに群がる戦闘機・・・・・・ 最初から間違っていた「太平洋戦争」の姿を「武蔵」に見たように思った。なぜか、「哀れ」との言葉が頭に残った。

★ Nikon F3から、Sony HX90Vに……2016年12月07日 07:39



 Nikon F3が、大好き……だった。F1.2標準、マクロから望遠までレンズをそろえ、モータードライブ装着の重々しい雰囲気(いや、実際に重いのだが……)のF3と何本ものレンズを入れたやたらと重いバッグを肩に掛け…… たまにだが、もう一つ、Nikomat ELをかついでいた。そんな恰好で、海外に何度も旅行したが、知らない人が見れば、まさに立派な「カメラマン」。事実、F3は素晴らしかった。フィルムをケチケチしてたらイイ写真は撮れません。バチバチ「捨て撮り」を、と言われ、その気になっていたが、すべてに金が掛かった。
 そんな中、カメラは、AFに、そしてデジタルに…… 撮った後で、即、確認できる失敗のない、経済的に「捨て撮り」ができるお気軽っぽい撮影の流れになっていったが、どうにもついていけなかった。フィルムを続ければ良かったのだが、金が掛かり過ぎる環境に、正直うんざりしだしていた。何本もの未使用フィルムが残ったが、F3は、過去の楽しき記憶として本棚の置物になった。
 携帯、スマホが流行り、種々のやり取りが簡単にできる時代になったが、「本当に四六時中連絡を取り合うって人間にとって必要なことなのか」との思いから、一切タッチしていない。つまり、この種の機器を持ったことがないのである。気付けば、スマホなどで更にお手軽に写真が撮れる時代になっていた。しかもそれらで撮った写真は悪くないのである。ホームページやブログには、撮り溜めた写真を使った。どうしても新たに撮りたいときには、カミさんのIXYを借りた。
 そんな中、弟がもう使わないので捨てようと思うが要るかと、RICOHのCaplio R5を差し出した。バッテリー2個、チャージャーと取説付きである。取説を読むのが苦手なのだが、何とか撮れるようになった。本当に楽しませてもらったが、どうにもファインダーとマニュアルズームが恋しくなってしまった。一眼レフに戻るほどの気力、金力はない。ターゲットは、コンデジである。Nikon、FUJIFILMなどを調べ、手に取ってみたがピンとこない。ん? Sony Cyber-shot DSC…… マニュアルズームではないが、コントロールリングにズームっぽい機能があるという。ファインダー感覚は問題ない。幾つもの機種があるが、画素数よりもズーム倍率を選び、安価なHX90Vを選んだ。
 必死になって取説を読むが頭に入ってこない。Caplioですら総ての機能を理解していた訳ではないが、そこそこ楽しめた。いずれ、充分に楽しめる時が来ると願っている。

追)ファインダー感覚、ズーミングなど心地良いのだが、問題が…… 
 カタログにマクロは自動的にとあったが、これが全くダメ! Caplioの方が数倍も鮮明で美しく撮れる。ユーザーの声をググったら、素晴らしいコンデジだが、最大の欠点は自動マクロとあった。時すでに遅し。世の中、すべてうまくとは行かないものである。



★ 干支「酉」のアニメーションGif……2016年12月14日 12:43



 毎年、干支のアニメーションGifを作り、HomePageの右上に載せているが、来年の「酉」が出来上がった。画像は、以前作成した年賀状の版画である。

★ CalenderArt_2017:Klimt……2016年12月17日 10:44



 毎年、「Calemdar Art」と称し、HomePageにその年のカレンダーをスキャンし、掲載している。振り返ってみれば、来年で20年になる。選ぶのはカミさんだが、どのカレンダーもなかなか素敵である。来年は、クリムト(Gustav Klimt)。クリムトと言えば、女性画が有名だが、風景画もなかなか趣きがある。ちょっと早いが、2017年版を掲載した。


★ SMAP大応援広告……?2016年12月30日 10:23

 朝刊を見てビックリしてしまった。「SMAP大応援プロジェクト」なる、8ページの全面広告。


 SMAPなど、ただ複数人間が斉唱するだけの歌唱グループには全く興味を持たない者にとり、この広告は何なのか? と、唖然としてしまった。調べた。「12,000人から約4,000万の支援金」とあった。この支援金で全8面の広告費を賄ったのだろう。で、この広告は何を言いたいの? SMAPとか言うグループの何を応援するの? どうにも判らない。コメントを拾ってみた。「SMAPファン、頑張ってるな〜」そうなんだ…… 「新聞社が儲かるだけだな」広告費ガッポリだからね…… 「この人たちって、SMAPが被災地復興の募金呼びかけてるの知ってるよね? そのお金を被災地に送るって話ならわかるけど……」そう言われればそうだよね…… 「ゴミだな」凄い意見だな…… 
 残念ながら、何を応援するのかは判らなかった。ひょっとすると、この動きは、人間の一面を象徴しているのかもしれない。「アイドルに、ず~っと夢中になっていたい!」 現実逃避…… いや違う。これこそが彼らにとっての現実なのである。否定はできない。
 ビートルズが騒がれていた昔、付和雷同的な雰囲気を感じ、興味が湧かなかった。解散後、静かにその楽曲を聴いたが、それらが持つ音楽性、普遍性に驚いた。しかし、この驚きは、あの喧騒の中からは出てこないものだと思っている。では、今回は? ビートルズを引き合いに出した自分を恥じている。
 で、この広告三昧だが、解散後の騒動として世間を騒がしていることは事実だし、このような莫大な費用が掛かる意味不明な広告を出す世の中を理解できない私は、ひょっとすると取り残されているのかもしれない。沈思黙考の年末である。

広告内容(許可を受けずにリンクを貼っています)