★ N響、トップ10に入るだと……!2017年05月03日 06:54



 N響の欧州ツアーだが、「”まじめすぎ”は過去? 機能美にとどまらない豊かな音楽性に注目が集まった」と朝日が好評ぶりを伝えていた。フムフム、さもあらん。実に喜ばしい…… 最後に首席指揮者のヤルヴィのインタビュー記事があった。「N響はドイツ的な豊かな弦と、米国のオケの正確さと力強さを併せ持つ」 ここまでは気持ち良かったが、「世界のトップ10に入る実力だ、と胸を張った」と読んだ途端、「なんだと!」頭に来てしまった。「トップ10に入る」との表現は、9位、10位に対して使う言葉だ。失礼な! お詫びして訂正しろ! 仮にそれが事実だとしても、「私は、トップ5に入ると思っています」ぐらいの事は言ってみろ! それが、首席指揮者のプライドってもんだ!」 なんて憲法記念日とは関係ないボヤキでした。 

★ 不思議なクレマチス㎡2017年05月05日 08:51



 クレマチス…… 今年も、大輪(約15㎝)を咲かせてくれた。だが、1本の茎でありながら、違う雰囲気の花を咲かせる。こういう事は、普通の事なのかも知れないが、調べてはいない。カミさんに、「不思議だよね」と言った。彼女曰く、「異母兄弟なんじゃない」 ん? 理屈に合わないではないか。雌蕊に他の茎の雄蕊の花粉がつき、実がなる、であれば何となく納得できるが、「花」である。違うのでは…… と言いそうになった呑み込んだ。晴天の「子どもの日」である。つまらぬ諍いは、この日に合わない。ついでに、元気そのものの紫蘭を……


★ 日本国憲法は、古希……?2017年05月06日 07:45

 今朝の朝日新聞の「かたえくぼ」である。
 『古希』 まだ悪い所はない  -日本国憲法

「長寿の祝い」を調べると「本来これらは全て数え年での
祝いであるが、現在は満年齢で祝う場合も多い」とある。
(ただし還暦だけは、満60歳、数えで61歳になる)


 日本国憲法は、今年で満70歳のはずである。ところで、
新聞社とは、本来の意味合いで物事を捉えるべきなのでは
ないか。だとすると、これを選んだ新聞社は、間違って
いることになる。「そうガミガミ言うなよ。巷で通用して
るんだからイイじゃないか」 そうかも知れぬが、細かい
事が気になる性分なもので…… で、新聞社にイヤミたっぷりの「ご意見」メールを入れた。さて……

★ 「天声人語」書き写し、50冊目……2017年05月07日 07:57

 明日は休刊日である。毎朝の日課である「天声人語」の筆写は出来ない。ちょっと振り返ってみた。「書き写しノート」が発売されたのは、2011年5月である。ノートを買い、筆写を始めたのが5月5日。現在、50冊目に入っている。本棚から引っ張り出して並べてみた。


 よくもま~…… ふと、計算してみたくなった。1冊には、31日分、書くことができる。1回の文字数は、603文字。50冊x31日分x603文字=934,650文字 だから、何だと言うのか? 俺って、字を書くのが好きなんだな~ ただ、それだけだが、明日の朝、何を書こうか……


★ シロツメクサ……2017年05月10日 08:17



 神田川と中野通りが交差する所に「本五ふれあい公園」(中野区本町五丁目)がある。歯医者帰りに目をやると、シロツメグサがびっしり! 思わずコンデジでパチリパチリ……(音はしないが) これだけあれば、四葉のクローバーが…… 歳はとりたくないものである。捜す根気はなかった。
 シロツメグサの名前は、日本から欧州に陶器を輸出する際、クッションとして入れたのが語源と思っていた。帰宅し、ググってみた。なんと! 全く逆であった。「オランダから江戸末期に送られてきたガラス器を入れた箱に、乾燥したクローバーがクッション材として詰められていたことからきています」 調べて良かった!

★ 好きな色は……?2017年05月10日 09:31



 小学生の時、先生が「好きな色は、何色ですか?」と聞いた。順番に、いろんな色が出てきた。私は、戸惑った。好きな色? なんだこれは! 考えたこともない。う~ん…… 順番が回ってくる。どうしよう…… 突然、家の前の雑木林が頭の中に現れた。大好きな雑木林である。そうか、俺はこの色が好きなんだ…… そんな事を想い出させてくれた、今日の桜の木……

★ 「語る」北方謙三……2017年05月11日 07:10

 朝日新聞に「語る」-人生の贈りもの- なる連載がある。今は、北方謙三氏であるが、これが面白い。彼は、私より1歳年下。今朝の内容は、「「70歳」響きほど老いを感じない」と銘打って語っている。その中に、やたらと納得した内容があった。


 やっぱ、デビッド・リンチ、北方謙三…… たいしたもんだ! 泣けてくる……

(追) この台詞の凄さは、なんてことない言葉でありながら、該当するであろう者たちに、静かにジワ~っと中身が染み渡ってくるところにある。映画も、台詞も知らなかったが、北方謙三が「胸に迫った」との己の思いを込めて教えてくれた。「最悪」? 別に若い頃のことを覚えていたからと言って、生き死にに関わる事ではない。とは言え、全くの過去が、頻繁に夢に出てくる。そんな朝は、あまり心地良くはない。いやになる。どうしようもない過去でしかないのに…… ひょっとすると、デビッド・リンチ、北方謙三、彼ら二人も、そんな思いに…… 何となくほのかな心地良さを味わせてくれた。 

★ 愛犬チェスの想い出……2017年05月15日 10:19



 チェスは、1966年8月6日に、フィラリアで死んだ。それ以後、感情を共有できる生き物との付き合いを止めた。なんて事はない、巷で言うペットと断絶したことになる。
 チェスが、我が家に訪れたのは、親戚の「ポン太」が、また子供を生み、貰い手がないのでどうか? との連絡による。弟が、自転車で受け取りに行った。利口でありながら自由奔放な性格のオス。親父が作った犬小屋に毛布と共に心地よさそうに…… 夏、小屋では暑いだろうと、これまた親父が、小屋の側の垣根に庇を作った。チェスは、じっと見ていたが、出来上がった途端、その庇の下に入った。庭にいる時や散歩の時は、鎖をしている。散歩の時、自分が興味を持った物には、とにかくムキになって喰らい付いたりした。困ったのは、メス犬と出会った時である。こちらが恥ずかしくほど騒ぎまくったものである。ある日、よたよたと散歩から帰ってきた。見れば、右足の甲の皮が剝がれ、肉が出ている。チェスはしょんぼりと下を向いている。土間に毛布を敷き入れてあげた。家に入れたことはなかったが、おとなしく毛布の上に横になった。赤チンを塗ろうとしたが、歯をむいて拒んだ。自分の舌で舐めている。数日間、同じような状況だったが、ある日、すくっと立ち上がり、小さく鳴いた。ドアを開けると、元気に外に出て行った。ある夏の日、なんだか庭の雰囲気が違う。見れば、チェスが近所のメス犬と交尾をしていた。メス犬の持ち主が、いずれ…… と言っていたのを思い出した。嬉しかった。チェスも喜びを知り、オスとしての勤めを果たしたんだ。
 その日の昼頃、チェスが突然叫び声をあげながら庭を駆け回りだした。見れば、鎖を切っている。家族みんなが、呆気に取られているなか、家に入り込み、玄関に飛び込んだ。チェスは、そこに横たわった。私は、喘いでいるチェスを撫ぜた。家族は電話帳で獣医を調べ電話している。姉と弟は、外に出て獣医が来るのを待った。両親は、ただオロオロしているようだ。私は、頑張れと、体を摩った。チェスは、私を見ている。なんとかして! もうだめです! こんな綺麗な目は見たことがない。生き生きとしていた時には軽々とした感触だったが、摩る手に重さを感じた。悟らざるを得なかった。チェスの目から、輝きがなくなった。何が起こったのかを確信した。だが摩り続けた。
 医者が、「フィラリアです」と言った。多摩にある犬猫霊園に連絡を入れた。後日、霊園に行った。「〇〇家愛犬チェス号の墓」とあった。泣けた……

★ 写真は真実を……?2017年05月18日 11:04

 歯医者の帰り道…… 綺麗に植え込まれた壁に目を奪われた。格子状の造作物を壁に据えて、その格子の一つ一つに観葉植物の鉢を差し込んでいる。撮りたくなったが、何とも自転車が気に喰わない。う~ん…… ままよ、取り合えずシャッターを押した。


 で、いじくった結果である。


 多少の不自然さはあるが、ま、イイだろう。しかし、両方を見比べてみると、自転車がある方も、生活感があり悪くはない。ひょっとすると、そのままが一番なのかも知れない。いや~…… 楽しく遊ばせてもらった。

★ 都立大泉高校17期同期会……2017年05月21日 09:45

 母校、都立大泉高校だが、中高一貫校になり、それに伴い新校舎となった。そこで昨年の幹事クラス4組(我がクラス担当。7クラスでの持ち回り)は、同期会を母校訪問と懇親会とした。西武池袋大泉駅近辺で会場を探したが60名が入れるような店がなく、練馬区勤労福祉会館大会場での懇親会となった。食事は、飲み放題の懐石弁当だった。これは旨かった。
 今年は、5組が担当。新橋駅から徒歩1分の「Bells grill & jazz」を貸し切りの同期会となった。


 着席100名の会場に参加者57名。まさにゆったりとした雰囲気の中でのイタリアンと飲み放題。合間には、ジャズの生演奏の豪華さ…… 次から次へと料理が並べられるが、アラ・セブンティーには多すぎたようで、勿体ないことに余ってしまうほどだった。で、なんと、このご時世でありながら会費は、5,000円!
 昨年が、地方版年寄り懇親会だとすれば、今回は都会版高齢セレブリティー懇親会の様相だった。幹事の手腕に感謝の一日であった。